都市型生活における食習慣決定因子の検討:地域・職域の両面から
【研究キーワード】
食習慣 / 都市 / 地域 / 職域 / 都市生活者 / 栄養素・食品摂取量 / 食環境
【研究成果の概要】
当初、令和2年度に東京都X区住民対象の質問票調査を実施する予定であったが、COVID-19感染症流行の影響により1年延期され、令和3年度(令和3年9-10月)に調査を実施した。ランダム抽出されたX区民36000人を対象とした生活習慣・健康状態等に関する調査であり、このうち9000人に簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ)も同時に配布した。回収率は31.7%であった。BDHQによる栄養素・食品摂取量の推定結果は男女別、行政地区別に集計し、地域間の摂取状況の違いの検討などを行った。ビタミン、ミネラル類などの摂取状況は比較的良好であり、これは野菜類、豆類、牛乳乳製品などが比較的十分に摂取されているためと考えられた。一方で、栄養素・食品の摂取状況には地域間の差が認められた。今後、質問票の他項目(生活習慣など)との関連を検討予定である。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
西脇 祐司 | 東邦大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
佐々木 敏 | 東京大学 | 大学院医学系研究科(医学部) | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【配分額】14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)