sPLA2を起点としたメタボリックシンドロームの新規制御機構の解明
【研究分野】生物系薬学
【研究キーワード】
メタボリックシンドローム / リン脂質代謝 / ホスホリパーゼA2 / 脂肪酸 / 脂肪細胞ベージュ化 / エネルギー代謝 / 分泌型ホスホリパーゼA2 / 慢性炎症 / 分泌性ホスホリパーゼA2 / 高度不飽和脂肪酸 / マクロファージ
【研究成果の概要】
本研究では多系統のsPLA2欠損マウスをツールとして、sPLA2を起点として動員される脂質代謝経路とそれによる代謝調節の新規メカニズムを解明することを目指した。その結果、(1) sPLA2-IIDは脂肪組織において高度不飽和脂肪酸を動員することにより、メタボリックシンドロームを制御すること、(2) 表皮のsPLA2-III欠損はメタボリックシンドロームを抑えること、(3) 大腸上皮に高発現しているsPLA2-Xはメタボリックシンドロームを抑制することを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)