言語の内心構造および非内心構造の統辞処理に関わる脳神経回路の動作原理の解明
【研究分野】言語学
【研究キーワード】
統辞法・統語論 / 句構造の内心性 / 句構造の対称性 / 併合 / 素性均衡 / 素性一致 / 移動 / 句構造の(非)内心性 / 句構造の(非)対称性 / 素句構造 / ラベル付け / 統語論・統辞法 / 句構造の(非)内心性 / 句構造の(非)対称性 / 探索 / 構造依存性 / 普遍文法 / 意味の二重性 / 移送
【研究成果の概要】
全ての句構造が内心性を示すとする従来の仮定を排除し、むしろ統辞計算は内心構造が示す非対称性を移動(内的併合)を通じて対称構造に写像し均衡状態へと導く過程であるとする新たな仮説を提示した。複数の専門誌・論集に研究成果を発表し、特に著書『Symmetry-driven Syntax』(近刊、出版契約締結)にて解釈的(非)内心性と構造的(非)対称性との対応関係に関する研究成果をまとめた。また、東京大学酒井邦嘉研究室と協働し、非内心構造の一つである等位接続構造の言語処理と再帰的入れ子構造の言語処理とを比較するfMRI実験を企画実行した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
酒井 邦嘉 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科相関基礎科学系 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)