社会の開放性と政策の影響に関する計量社会学的研究
【研究分野】社会学
【研究キーワード】
社会移動 / 開放性 / 流動性 / 国際比較 / 政策 / 二次分析 / 多水準分析 / コンピュータシミュレーション / 社伝移動 / 多水凖分析
【研究成果の概要】
国際比較研究を可能とする大規模調査データセットを利用して、計量的アプローチに基づく、社会移動の研究をおこなった。従来の研究では、社会民主主義的福祉レジームやポスト社会主義国において、社会移動の開放性が高いとされていた。だが、産業化時期と農業再生産にみられる特殊性を統制すると、それらの効果の大部分が失われた。したがって、政策だけでなく、後発産業化という社会変動の文脈を考慮したうえで、社会の開放性を検討する必要性が見出だされた。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)