IRBIT欠損マウスにおける精神神経疾患に類する行動異常の発症機序に関する研究
【研究分野】神経化学・神経薬理学
【研究キーワード】
IRBIT / 多動障害 / モノアミン / CaMKII / NBC1 / pH / DIA / 行動異常 / TH / リン酸化
【研究成果の概要】
IRBITノックアウトマウスにおいて見られる種々の行動異常の発症機構を解明するため、モノアミン産生および細胞内pH制御へのIRBITの寄与に関して検討を行った。その結果、モノアミン産生の鍵となるTyrosine hydroxylaseのリン酸化をCaMKIIαの活性を介してIRBITが制御している事がわかった。また、神経細胞およびグリア細胞においてIRBIT欠失が細胞内pH制御の機能異常を引き起こす事も明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)