Neuropeptide Yは多嚢胞性卵巣症候群の卵胞発育障害に関与しているのか
【研究キーワード】
Neuropeptide Y / 多嚢胞性卵巣症候群 / 卵胞発育障害 / 顆粒膜細胞 / アポトーシス / 細胞増殖能 / 卵胞発育
【研究成果の概要】
<結果1>24時間のアンドロゲン刺激(in vitro)では、ラット顆粒膜細胞のNPYおよびNPY受容体発現は変化しなかった。<結果2>1ヵ月のアンドロゲン刺激(in vitro)により、ラット顆粒膜細胞のNPYおよびNPY受容体発現は変化した。<結果3>DHTを1ヵ月間投与(in vivo)したラット顆粒膜細胞を、NPYで刺激(in vitro)し、アポトーシスおよび細胞増殖能を、TUNELアッセイとKi67の細胞免染で評価した。DHT投与の有無により、アポトーシスのパターンは変化した。<結果4>ヒト卵胞液をIVF患者より採取し、NPY濃度をELISAで測定した。現在解析中である。
【研究の社会的意義】
Neuropeptide Yが多嚢胞性卵巣症候群の卵胞発育障害治療における、新規ターゲット分子の可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2021-03-31
【配分額】2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)