早期肝細胞癌を用いた肝癌多段階発癌における包括的ゲノムコピー数変化の解析
【研究分野】消化器外科学
【研究キーワード】
遺伝子 / 癌 / ゲノム / 病理学 / マイクロアレイ
【研究成果の概要】
わが国における肝細胞癌の90%以上の症例は肝炎ウィルス罹患による慢性肝疾患を発生母地としており、前癌病変である再生結節や腺腫様過形成から早期肝癌へと移行する。本研究ではSNPアレイを用いたコピー数解析法により早期肝癌から進行肝癌へと進展する過程での染色体変化を明らかにし、また肝癌進展に寄与する癌抑制遺伝子CSMD1を同定し、同遺伝子のプロモーター領域におけるメチル化による不活化が重要であることを示した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
石川 俊平 | 東京大学 | 大学院・医学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)