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幹細胞
に関するサイレントキーワード
短腸症候群
が含まれる科研費採択研究1件
幹細胞
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短腸症候群
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短腸症候群
モデルを用いた新規移植療法の開発
【研究領域課題番号】
21K19540 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
短腸症候群
/ 小腸移植 /
幹細胞
【研究成果の概要】
重症の
短腸症候群
に対する唯一の根治療法となりうる小腸移植は,小腸の他の臓器に比して強い拒絶反応のため移植後の管理に難渋しており,実施例はごく少数に限られているのが現状である.十分な治療法がなく,予後不良である重症の
短腸症候群
に対する新規治療法開発へのニーズは大きい.本研究では,自己の小腸由来細胞を移植細胞として用いることによって,生涯の免疫抑制を要さない新規移植療法の開発を目指し,
短腸症候群
モデル動物における知見の創出とヒトへの応用へ向けた研究基盤の構築を目的とする.
これまでに開発してきた致死的な
短腸症候群
モデルラットの切除する腸管長について,残存させる空腸または回腸の長さを変更し,より緩徐な体重減少を示すモデルへと変更した.これにより,長期の解析が可能となるとともに,比較的長期にわたる一定期間経過後に移植組織を得られる確率を高めることに成功し,効率的な解析基盤の構築へとつながっている.また,臨床においても用いられている経腸栄養剤を併用することで,禁食期間短縮により周術期の体重減少を予防することも可能となり,周術期管理の改善へとつながった.小動物レベルから大動物レベルへの移行に先立って,小動物レベルにおける移植先組織の移植前処置の条件検討をex vivo,in vivoで行った結果,組織障害を低減しつつ効率的な処置が可能となり,これまでよりも手術関連処置に伴う合併症リスクを低減するプロトコール策定へとつながっている。
【研究代表者】
杉本 真也 慶應義塾大学 医学部(信濃町) 助教
(Kakenデータベース)
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【配分額】6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)