うつ症状を呈する精神疾患の脳機能基盤と経時的変化についての縦断的研究
【研究分野】精神神経科学
【研究キーワード】
脳機能イメージング / 統合失調症 / 双極性障害 / うつ病 / 早期診断・早期治療 / 精神疾患の生物学的指標 / 症状評価・予後予測 / 臨床応用 / 近赤外線スペクトロスコピー(NIRS) / 気分障害 / 不安障害 / 鑑別診断補助 / 前頭葉機能 / 生物学的指標 / 近赤外線スペクトロスコピー（NIRS） / 精神疾患の生物学的指標（バイオマーカー） / うつ症状の鑑別診断補助 / 前頭葉
【研究成果の概要】
光トポグラフィー（近赤外線スペクトロスコピー/NIRS)検査の技術的検討を行ったうえで、統合失調症・気分障害の診断、重症度・病態・薬効の評価、発症・予後・診断変更の予測などにNIRSデータが有用である可能性を示した。NIRS検査を診断や治療の補助に用いて臨床診察を補うことで、診断精度が高まり治療評価が容易になる。個々の治療の改善は社会全体としては国民のこころの健康の改善と医療費の削減につながる可能性がある。また、脳機能を可視化して示すことで、患者・家族にわかりやすい精神医療の実現に寄与できると考えられる。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)