p115RhoGEFを標的とする急性骨髄性白血病細胞分化誘導薬開発への基盤研究
【研究分野】小児科学
【研究キーワード】
細胞分化 / RH-RhoGEF / 核膜 / Rho活性化因子 / 白血病 / 核エンベロープ / リン酸化修飾 / 白血病細胞 / 分化 / 核移行
【研究成果の概要】
RH-RhoGEF(guanine nucleotide exchange factor)-RHドメインを有する低分子量G蛋白Rho活性化因子-の一員、p115RhoGEFは、三量体G蛋白質、G13-RH-RHoGEF-Rho活性化を介したアクチン再構成カノニカルシグナルとは全く違う、新規シグナル伝達経路を用いて、急性骨髄性白血病細胞の分化の促進に作用していることを明らかにした。p115RhoGEFは、核膜構造変化や、転写調節因子とのタンパク複合体形成を制御して、分化に重要な役割を果たす。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
川村 猛 | 東京大学 | アイソトープ総合センター | 准教授 | (Kakenデータベース) |
小笹 徹 | 東京大学 | 先端科学技術研究センター | 特任教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)