ES細胞療法開発に向けたヒトES細胞からの造血細胞産生系の構築と分子機構の解明
【研究分野】血液内科学
【研究キーワード】
血液内科学 / 霊長類ES細胞 / Tal1/Scl遺伝子 / レンチウイルスベクター / 造血細胞分化誘導法 / CD34陽性細胞 / 染色体非挿入型ウイルス / 麻疹ウイルス / 幹細胞 / ヒト胚性幹細胞 / コモンマーモセット / Tall / Scl遺伝子 / NOGマウス / GFP遺伝子 / 麻疹ウイルスベクター / VSV-Gシュードタイプレンチウイルスベクター / ヒト胎児肝臓cDNA発現レンチウイルスベクターラブラリー / コモンマーモセットES細胞 / Tal1 / ヒト胎児肝臓 / LVベクターライブラリー
【研究成果の概要】
ヒトES細胞を用いた新規治療法の開発を最終目標に、Tal1/Scl遺伝子導入による造血分化のメカニズムを検討した。レンチウイルスベクターによる遺伝子導入により、Tal1/Scl遺伝子恒常発現ヒトES細胞株を得、これらの細胞株は様々な造血系コロニーを形成することが示された。また、Tal1/Scl遺伝子と協調して造血分化に作用する候補遺伝子29個をヒト胎児肝臓由来レンチウイルスcDNAライブラリーのスクリーニングにより抽出し、現在これらの遺伝子の造血分化能を詳細に検討中である。本研究成果はヒトES細胞の臨床応用に向けて重要な知見を与えることができるものと期待される。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
杉山 大介 | 九州大学 | 医学研究院 | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
栗田 良 | 理化学研究所 | バイオリソースセンター | 研究員 | (Kakenデータベース) |
横尾 朋子 (井上 朋子) | 九州大学 | 生体防御医学研究所 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)