東南アジアの持続的森林施業を実現する菌根菌の探索
【研究分野】森林科学
【研究キーワード】
熱帯林 / 菌根菌 / 東南アジア / 国際研究者交流 / インドネシア / タイ / ベトナム
【研究成果の概要】
樹木は成長に必要な土壌養分の多くを根に共生する菌根菌に依存している。このため、持続的な森林施行を実現するためには菌根菌に関する知見も不可欠である。本研究では、東南アジアの主要な林業樹木であるフタバガキ科樹木とメルクシマツの生育する森林において菌根菌の学術調査を行った。両方の林分とも、成木に共生している菌種と土壌中で休眠状態にある菌根菌の胞子の組成は大きく異なっていた。また、フタバガキ林とスマトラマツ林で共通する菌根菌はほとんど無く、それぞれの固有種が多かった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
松田 陽介 | 三重大学 | 生物資源学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】43,160千円 (直接経費: 33,200千円、間接経費: 9,960千円)