近現代モンゴルにおける遊牧の変容
【研究分野】東洋史
【研究キーワード】
モンゴル / 内モンゴル / 遊牧 / 畜産 / 農耕 / 都市 / 草原環境 / 史学 / 東洋史 / 内陸アジア史 / モンゴル高原 / モンゴル国 / 内陸アジア / 中央アジア
【研究成果の概要】
私はモンゴル人たちの遊牧とその変化を研究した。彼らの遊牧は、モンゴル国では今も維持されているが、内モンゴルでは20世紀中頃までに大半が定着牧畜と農牧に変わった。だがこの状態は、1980年代以後に市場経済になった後、大きく変化した。すなわち内モンゴルでは牧畜が畜産に転換させられ、モンゴル国では畜産の要素をもつ集約化牧畜が試みられ始めている。私はこれらのことを指摘し、またその変化がもつ歴史的意味についても考察した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)