マイクロ・ナノシステムを用いた生体分子の1分子機能解析と分子間相互作用解析
【研究分野】マイクロ・ナノデバイス
【研究キーワード】
1分子計測 / 生物物理 / ナノバイオ / マイクロ・ナノデバイス / μTAS / セルソーター
【研究成果の概要】
微小流路をチップ上に作製し、蛍光標識した生体試料を蛍光顕微鏡にて高感度に検出し、温度感受性ハイドロゲルをレーザー局所加熱にて制御し、生体試料溶液を高精度に流し分ける技術の開発を行った。その結果、1個の量子ドットに結合した生体分子を高感度に検出し、3msの時間分解能で分離することに成功した。また、石英ガラス基板に金属薄膜を約100nm蒸着し、これに100nmの開口を開けてエバネッセント場を発生させた。このナノ開口を用いてシャペロニンGroELとGroESの結合と解離を観察した。
【研究代表者】