悪性黒色腫の寛解を目指した高機能分子標的薬の構築
【研究分野】薬理学一般
【研究キーワード】
悪性黒色腫 / RNA医薬 / ペプチド医薬 / 近赤外光治療機器 / 光免疫誘導 / 薬理学 / 癌 / 核酸 / 脂質 / 生体機能利用
【研究成果の概要】
本研究課題においては,独自に開発したICG修飾リポソーム(LP-iDOPE)と近赤外光治療機器を融合した悪性腫瘍の治療メカニズムが,LP-iDOPEの有する近赤外蛍光特性(一重項酸素の生成)による獲得性免疫誘導であることを解明した.
さらに, 悪性黒色腫の寛解を目指し, LP-iDOPEに悪性黒色腫の細胞系譜決定因子であるMITFを分子標的としたペプチド医薬を内包するとともに,悪性黒色腫幹細胞の表面マーカーに特異的に結合するRNA医薬を組込むことにより,LP-iDOPEの高機能化を図った.
【研究代表者】
【研究連携者】 |
田村 裕 | 千葉大学 | 大学院医学研究院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
豊田 太郎 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)