クロモキネシンKidによる分裂後期コンパクションの分子メカニズムと意義に関する研究
【研究分野】分子生物学
【研究キーワード】
染色体分配 / 核形成 / キネシンファミリー分子 / 細胞生物学 / クロモキネシン / 核膜形成
【研究成果の概要】
キネシン様モーター分子Kidは分裂期を通して複数の役割をもつ。そのひとつが細胞分裂期に2つの娘細胞に分配された何十本もの染色体を、1つの核の中に収めるために一塊にする「分裂後期染色体コンパクション活性」の発揮である。本研究を通し、この活性にはKidの染色体結合能力が必須であり、またKidのモーター活性、多量体を形成する能力、強い微小管結合能力の抑制が重要であることが示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)