光誘起電子移動の単分子レベル計測手法の開発とエネルギー変換デバイスへの展開
【研究分野】分析化学
【研究キーワード】
界面・微粒子分析 / 分析化学 / 生体機能利用 / 1分子計測(SMD) / 原子・分子物理 / 表面・界面物性 / 分子探針 / 分析科学
【研究成果の概要】
近年,光合成における電荷分離過程をモデルとして,様々な光エネルギー変換デバイスの研究が盛んになされている.いずれの光エネルギー変換デバイスにおいても,さらなる高効率化を図ることが喫緊の課題となっている.そのためには天然光合成における効率の極めて高い光電変換過程の分子レベルにおける理解が不可欠である.そこで,本研究では,光誘起電子移動を単分子レベルで計測できる手法を開発した.具体的には,電子ドナー単分子から電子アクセプター単分子への光誘起電子移動を検出できるようになった.本計測手法によって,光合成の電荷分離過程の測定が可能となり,その体系的理解を得ることができるものと考えられる.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
椎木 弘 | 大阪府立大学 | 工学(系)研究科(研究院) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)