周辺の自然・地形と応答する伝統的都市デザイン手法の解明とまちづくりへの継承の検証
【研究分野】都市計画・建築計画
【研究キーワード】
城下町都市 / 北海道殖民都市 / 都市構成原理 / 地理情報システム / 水マネジメントシステム / 自然景観 / 景観整備 / 山岳信仰 / 山当て / 水システム / 構成原理 / 環境構成原理 / 近世城下町 / 北海道植民都市 / 都市デザイン / 景観まちづくり / 変容過程 / 水路ネットワーク / 視軸 / 景観計画
【研究成果の概要】
本研究グループはこれまで、都市の構成が周辺の山岳への眺望や地理的条件に応答し固有の特性を持つことを明らかにしていた。本研究は、地理情報システムとGPSを用いた精密な計測を行い、伝統的都市設計手法を解明した。すなわち、土地の高低などを含む地理的条件や寺社の配置などとの関係を明らかにした。また、城下町都市においては江戸末期の正確な再現図を作成し多様な伝統的都市デザインの実態を解明した。さらに、自治体へのアンケート調査により、周辺山岳への多様な景観軸などの伝統的都市設計が、都市景観計画に継承されている実態を明らかにした。
あわせて、これらの情報を地理情報システム上に整理したデータベースを作成した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
久保 勝裕 | 北海道科学大学 | 工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
菅野 圭祐 | |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)