タイムアクシス・デザインの基礎理論を醸成するための枠組みの構築
【研究分野】デザイン学
【研究キーワード】
タイムアクシスデザイン / 設計方法論 / 事例収集 / デザイン / 設計 / 時間変化 / 価値成長 / サービス工学 / クラスター分析 / タイムアクシス・デザイン / 設計工学 / サービス / 持続可能性
【研究成果の概要】
価値づくりに関わる現代的課題を解決に向けて、時間軸を明示的に取り扱う「タイムアクシスデザイン」の研究を活性化することを目的とする。ライフサイクル工学、サービス工学などの視点を加えることにより、横断的にものを見ることによって、タイムアクシスデザインの枠組みを構築した。さらにこの枠組みを用いて、事例収集、ガイドラインにつながる手法検討を行った。併せて、学会に研究会を設置し、フォーラム、ワークショップ、学会誌の特集号発行を実施し、今後の研究継続のための仕組みを構築した。
【研究の社会的意義】
地球環境問題、市場のグローバル化、人口問題、南北問題などの課題、サービス化、コクリエーション、ディジタル革命、Industry 4.0などの価値づくりの新しいトレンドは全てタイムアクシスデザインに関連するものであり、これらに対するタイムアクシスデザインの意義を明らかにした。さらに、タイムアクシスデザインの研究活性化のために、日本機械学会、日本設計工学会、日本デザイン学会にタイムアクシスデザインに関する研究会をそれぞれ発足させ、連携して活動できる仕組みを構築した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
松岡 由幸 | 慶應義塾大学 | 理工学部(矢上) | 教授 | (Kakenデータベース) |
下村 芳樹 | 首都大学東京 | システムデザイン研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
加藤 健郎 | |
木下 裕介 | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)