現代アメリカ映画と民主主義:政治的映画理論の構築に向けて
【研究分野】芸術一般
【研究キーワード】
映画理論 / 民主主義 / アメリカ映画 / スティーヴン・スピルバーグ / クリント・イーストウッド / ハリウッド / ブロックバスター / 代表制 / スピルバーグ / イーストウッド / アメリカ映画史 / 代表=表象(representation) / 現代アメリカ映画 / 代表=表象 / 映画作家 / 政治的映画理論 / 『未知との遭遇』 / 芸術諸学 / 映画学 / 政治理論 / アメリカ
【研究成果の概要】
映画と民主主義の関係をスティーヴン・スピルバーグとクリント・イーストウッドという現代アメリカ映画を代表する2人の作家に即して研究した。単に物語内容において政治的な主題がどう扱われているかだけでなく、映画によって形成されるアメリカ民主主義の理想や、その体現者としてのハリウッドの歴史的変遷も視野に入れることにより、1970年代以降の現代アメリカ映画の本質的問題を明らかにするよう努めた。「普通の人」が主人公というアメリカ映画の特徴を通して、「普通の人」をいかに表象=代表することができるかという映画と政治に共通する課題を考察し、結果的に映画理論と政治思想を相互に関連付ける道筋も示すことができた。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)