近世農民社会における家システム
【研究分野】社会学
【研究キーワード】
家族社会学 / 歴史人口学 / 世帯構造 / 宗門改帳 / データベース / 農民 / 家 / 直系家族 / 社会学 / 家族史 / 家族類型
【研究成果の概要】
本研究の目的は、世帯構造を分析するためのデータベースを構築し、近世農民社会の世帯構造(家システム)を解明することであった。データベース構築に用いた史料は、東北日本2地域(会津山間部4か村・二本松平野部3か村)と中央日本1地域(美濃平野部6か村)の宗門改帳である。当初予定したデータベースの完成には至らず、一部データ入力とデータクリーニングを残す結果となったが、完成度の高い東北日本のデータを用いて、人口及び世帯構造の基本的指標について分析をおこなった。婚姻、単独世帯の特徴、家督継承のタイミングについては論文として発表した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)