イラクの塩害と砂漠化の環境史
【研究分野】地域研究
【研究キーワード】
メソポタミア / 粘土板 / 古環境 / 塩害 / 珪藻 / 国際研究者交流 / イラク:イギリス:オーストリア / 砂漠化 / イラク:イギリス / イギリス:アメリカ:イラク
【研究成果の概要】
現代のイラクで深刻な問題となっている塩害と砂漠化について論じるには、世界最古の都市化と急激な人口増加に見舞われた古代メソポタミアの環境変化を明らかにすることが重要である。本研究は粘土板に使われた胎土の分析を通して、高精度な時間軸上に古代の水環境変化を復元する可能性を追究した。河川堆積土から作られた粘土板胎土に含まれる珪藻は、プロキシとして古代の水の塩分濃度を示す可能性がある。同時に、粘土板の胎土が出土地に由来することを裏付けるため、非破壊による胎土の化学分析を行なった。また現代イラクで生じている塩害について衛星画像データから分析し、古代の塩害に関するコンピュータ・モデリングに活用した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【配分額】17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)