❏閉鎖系海域に出現する貧酸素水塊が低次生態系に与える影響(21340153)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】松岡 數充 長崎大学, 大学院・水産・環境科学総合研究科, 教授 (00047416)
【キーワード】貧酸素水塊 / 栄養塩溶出 / 植物プランクトン / 大村湾 / メソコスム (他10件)
【概要】植物プランクトンは生態系の基盤をなし,その趨勢は水温,塩分,光エネルギーの他,栄養塩の支配を受ける.現在の沿岸域で優占する植物プランクトンは珪藻類,渦鞭毛藻類,ラフィド藻類などであるが,それらのどのグループが優勢となるかについては十分に理解されていない.本研究では貧酸素水塊が定期的に発達する閉鎖系海域の西九州・大村湾を調査海域とし,貧酸素水塊の発達に伴って底質からの選択的PO_4溶出現象に注目し,...