制度論アプローチによる地球持続性学の構想
【研究分野】環境影響評価・環境政策
【研究キーワード】
制度論 / 地球持続性 / 社会的能力 / 環境ガバナンス / リスク・ガバナンス / 環境イノベーション / 震災復興 / リスクガバナンス / 地球持続性学
【研究成果の概要】
本研究は、社会的能力の形成と制度変化という観点から、アジア地域の環境ガバナンスなどの制度論的分析を行い、『アジアの環境ガバナンス』を出版した。アジア地域の環境ガバナンスの分析結果から、アジア地域においては、現状では、基軸となる環境制度が存在せず、持続可能なアジア社会の制度的基盤が脆弱であることを明らかにした。また、2011.3.11の東日本大震災・福島原発事故に対する震災復興や原子力リスク・ガバナンスについても検討し、『原子力規制委員会の社会的評価』と『フクシマから日本の未来を創る』を出版し、自然災害や技術災害に対する防災や復興における社会的能力形成と制度変化の関係性について考察した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)