学生支援改革における学生自身の「声」を活用するシステム構築に関する日英比較研究
【研究分野】教育社会学
【研究キーワード】
学生支援 / 学生調査 / 英国 / 異議申し立て / 学生の声 / 学生ユニオン / 高等教育アカデミー / 学生の権利保障 / 英国入試改革 / 学生参加 / 学生経験調査 / 請願 / 満足度調査 / 学生支援評価 / IR / 修学支援
【研究成果の概要】
本研究は日本と英国における学生の声を活用すること、すなわち学生アンケートや直接的な参加、異議申し立てのシステム化について調査し、学生支援との関係でどのように機能しているかを検討した。その結果、(1)日本国内における異議申し立ての理念をめぐる混乱は、教育評価(質の改善)のための異議、大学運営・事務プロセスに関する異議、および学生調査を通じての満足度という形で示される異議が存在していること、(2)英国においても学生満足度調査に基づいた学生支援改革を志向する参加や学生アンケートが一部の大学で実践されていること、および(3)学生ユニオンの代表が政策立案に参加していることが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)