エレクトロニクス産業における技術開発の収益化
【研究分野】経営学
【研究キーワード】
製品開発 / 経営戦略 / 技術 / 価値 / デザイン / 技術経営 / 研究開発 / 日本企業
【研究成果の概要】
本研究では次の3つのテーマについて調査・分析を行った。(1)ソニーの詳細な事例研究を行い、同社がなぜイノベーションと個性的な製品というかつての鋭さを失い、その後どのようにして業績を回復させたのかについて、そのプロセスを明らかにした。(2)技術と価値との関係性についての研究を行い、製品の機能的価値以外の安心や信頼と言った意味的、情緒的な価値と技術との関係性について分析し、既存技術の応用が新たな意味的価値を創出する可能性について指摘をした。(3)工業デザイナーによる技術とデザインとの統合プロセスと、それによる競争優位の可能性について論じた。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
神吉 直人 | 追手門学院大学 | 経営学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
Stefan Thomke | Harvard Business School | 教授 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-10-21 - 2018-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)