消化管の甘味受容細胞の特定とその細胞機能の解析
【研究分野】食生活学
【研究キーワード】
味覚科学 / 消化管刷子細胞 / エネルギー代謝 / 食品 / 栄養学 / 味覚受容細胞 / 消化管 / マイクロアレイ
【研究成果の概要】
転写因子Skn-1aは味細胞のみならず、消化管刷子細胞に発現し、その細胞分化に関わることを見いだした。刷子細胞を欠失したSkn-1a (S-KO)マウスは野生型マウスと較べ、普通食(AIN93G)あるいは高脂肪食のいずれにおいても、摂食量は同等であるにもかかわらず、有意な低体重を示した。体脂肪率の低下、OGTT時のインスリン分泌量の低下、血清ケトン体量増加などが観察され、S-KOマウスにおいて脂質代謝が亢進しており、刷子細胞がエネルギーセンサーとして機能する可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
石丸 喜朗 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科 | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)