持続可能な高校教育改革の実践と構造に関する臨床的研究
【研究分野】教育学
【研究キーワード】
持続可能性 / 高校教育改革 / エンパワメント / 臨床 / 主体変容 / 公共圏 / 内発性 / ホリスティック / コラボレーション / 学習する組織 / 若手教員の成長
【研究成果の概要】
持続可能な高校教育改革の実践と構造について、事例研究と質問紙調査等を通して、以下の知見が得られた。
(1)「育成すべき力」は高校階層によって強く規定されており、生徒の現実をふまえた目標設定が必要となる、
(2)教員自身が他者と向き合い自己変容しつつ共通の成功体験を重ね「学習する組織」を創ることが鍵を握る、
(3)他校に示唆を与えるような改革を実践している高校がきわめて限定されているという事実をふまえ、地域や行政機関などの社会資本を活用することでシステム全体として持続可能性を高めていくことが重要である。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,050千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 450千円)