演劇研究における録音資料分析:バーナード・ショー作品を用いて
【研究分野】美学・芸術諸学
【研究キーワード】
バーナード・ショー / 演劇 / 録音 / 『ウォレン夫人の職業』 / 『人と超人』 / 『ピグマリオン』 / 芸術諸学 / ジョージ・バーナード・ショー / 20世紀 / 音声
【研究成果の概要】
本研究の目的は、バーナード・ショーが著した演劇作品を録音資料から分析し、それを媒介として、演劇研究における録音資料分析の重要性に新たな知見を与えることであった。「現代」イギリスおよびアイルランドを舞台とした演劇作品6つに対象を絞り、録音資料はロンドンの大英図書館サウンド・アーカイヴ所蔵のものとした。分析工具は研究代表者の耳であったため、記録には文字あるいはそれに準じた記号を用いた。分析結果の一部を雑誌論文2本として発表した一方、新型コロナウィルス感染拡大によりロンドンへの出張を数回断念した。最終年度には音声学・音韻論と隣接領域をめぐる図書の共著者となり、そこでは『ピグマリオン』を分析した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【配分額】3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)