【研究分野】社会システム工学・安全システム

【研究領域課題番号】26301004 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

縮小都市 / トリノ / 脱工業化 / 自動車産業都市 / 人口減少 / 都市空間の「変容」 / 郊外の「変容」 / 産業構造の転換 / 都市再生 / ポスト工業化 / FIAT / EU / 自動車都市 / 空間計画 / フォーディズム / モーターシティ / 都市圏計画 / 持続可能性

【研究成果の概要】

『トリノの奇跡--縮小都市の産業構造の転換と再生』（2017年2月藤原書店）を研究成果として出版することができた。それに先立ち、毎年度末に「地域開発」に成果論文を投稿してきた。また、学会での成果発表にも努めた。
この研究は縮小都市デトロイト研究を継続して行われた。いずれも自動車産業都市として繁栄し、その後、衰退を経験している。さらに、21世紀を迎え、それぞれ再生の道を歩み始めている。２都市の衰退事情、再生風景の比較を通し、脱工業化＋縮小都市のよい研究になった。また、トリノに立派な研究ネットワークを広げることができた。

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31

【配分額】11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)

【研究分野】社会システム工学・安全システム

【研究領域課題番号】23402005 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

縮小都市 / モーターシティ / 持続可能性 / デトロイト / トリノ / ポストフォーディズム / 脱工業化 / 産業構造転換 / 都市再生 / コミュニティ再生 / ガバナンス / 空き / 人口動態 / 都市農業 / 都市政府 / ポスト工業化 / 自動車都市

【研究成果の概要】

デトロイトは典型的なポスト工業化の縮小都市である。縮小の背景、現状を調査する一方、都市再生の状況を調べ、都市再生を促進する都市社会システム（ガバナンス）を明らかにした。
都市政府は十分には機能せず、機関（大学＋病院など）、企業、財団がネットワークを構築し、再生の局面で重要な役割を果たしている。同時に、自生的な小規模企業が生まれ、デトロイトのランドスケープを変容させている状況を示すことができた。

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31

【配分額】9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)