ヒューマンコンピュテーションと計算創薬の融合的実装による創薬計算科学の深化
【研究キーワード】
ケムインフォマティクス / ソーシャルネットワーキングサービス / 分子構造 / 可視化 / 化合物空間 / オープンサイエンス / シチズンサイエンス / 創薬知 / 創薬計算科学 / バーチャルスクリーニング / ヒューマンコンピュテーション / ドラッグデザイン
【研究成果の概要】
化学系ソフトウェアツールとソーシャルネットワーキングサービスとの連携機能を,自前のポータルサイト chemical.space に実装し,一般提供した.当該機能を連携した bot 群を SNS 上にて運用し,オンライン創薬知共有プラットフォームとしての普及を図った.サービスは引き続き研究代表者が自費にて維持し,有用なツールについては内外問わず今後も随時追加してゆく.
【研究の社会的意義】
機械的な探索だけでは効率的に網羅し難い創薬探索空間を,人智を活用したヒューマンコンピュテーション(HC)技術と計算創薬との融合的実装によって開拓することを目的として,新規化合物構造を人智から創出・収集し,幅広く蓄積・シェアできるオンライン創薬知プラットフォームを実装した.これにより,現在の計算創薬の限界の打破に向けての端緒的基盤を提供した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
大上 雅史 | 東京工業大学 | 情報理工学院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
森脇 由隆 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科(農学部) | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)