【研究分野】哲学・倫理学

【研究領域課題番号】24242001 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

生態学的現象学 / 生態心理学 / アフォーダンス / 身体 / 技術 / 倫理 / 環境 / 促進行為場 / J・J・ギブソン / 身体論 / 場所 / 他者 / 感覚知覚 / 心身論 / フェミニスト身体論 / ニッチ / 拡張した心 / 東洋的身心論 / ギブソン / フェミニズム / 現象学 / 科学技術 / 環境問題

【研究成果の概要】

本研究は、J・J・ギブソンの生態心理学と現象学とを融合させた生態学的現象学を理論的中核として、人間のあらゆる活動を身体と環境との循環的相互作用のなかで理解し、人間環境についての総合科学の基礎づけを目的とした。5年間で、従来の心の科学では注目されていなかった中規模生活圏の構築に焦点をあて、どのような人間環境を(再)構築すれば、人間と自然の双方にとって最適なものとなるかを探求することができた。研究成果に示したように、国内外の様々な領域の研究者が協働し、著作・論文・学会発表・シンポジウム・ワークショップ、講演会などの多数の業績を上げることができ、環境の実証的現象学という新分野の形成に大きく貢献した。

【研究種目】基盤研究(A)

【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31

【配分額】52,130千円 (直接経費: 40,100千円、間接経費: 12,030千円)

【研究分野】哲学・倫理学

【研究領域課題番号】21320010 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 / ロボット / 形而上学 / 知覚 / 生態人類学 / 文化 / 行為

【研究成果の概要】

生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2009 - 2011

【配分額】12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)