選択暗号文攻撃に対して安全な公開鍵暗号の一般的構成法とその意義付け
【研究分野】通信・ネットワーク工学
【研究キーワード】
暗号 / セキュリティ / 公開鍵暗号 / 証明可能安全性 / 選択暗号文攻撃 / 一般的構成法 / 電子署名 / セキュリティ経済学 / セキュリティ投資モデル
【研究成果の概要】
CPA安全という弱い安全性しか持たない部品を用いてCCA安全という強い安全性を持つ公開鍵暗号を一般的に構成できるか否かを論じるために、攻撃者モデルを拡張した。拡張したモデルに基づいて、CPAからCCAへ至る途上にある安全性を体系的に定義し、それらのいくつかを達成する一般的構成法を示した。また、これら一般的構成法の意義を経済学的に論じるモデルを応用し、暗号モジュール選択の指針となる枠組みを提示した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)