IPv6時代におけるネットワーク状態評価手法に関する研究
【研究分野】情報ネットワーク
【研究キーワード】
IPv6 / ネットワーク計測 / デュアルスタック / ネットワーク接続性 / ネットワーク運用 / 可視化
【研究成果の概要】
ネットワーク運用において,「つながらない」状況の問題点を突き止める場合には,ユーザ側からのネットワーク観測が有効であるが,ユーザからは得てして「つながらない」という漠然とした状況しか得られない.そこで,ネットワーク障害点を的確に検出するために,ユーザ側からの観測を元に状態を評価し,ネットワーク運用者が迅速に問題点を把握できる手法を提案する.
本研究において,提案手法を複数のクライアントOSに実装し,実環境において有効性を評価した.この検証実験により,無線ネットワークにおける品質の影響が大きいことが示唆され,ユーザ環境からの無線品質評価と組み合わせて提案手法を実現できることを確認した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
石原 知洋 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
高嶋 健人 | |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)