対象追跡システムのための無線センサーネットワーク感度調整に関する研究
【研究分野】計算機システム・ネットワーク
【研究キーワード】
無線センサーネットワーク / 対象追跡システム / 無線センサネットワーク / センサモデル / 自己修復 / センサエラー
【研究成果の概要】
本研究では,無線センサネットワークを用いた対象追跡システムのためのセンサモデルを提案した.無線センサネットワークには厳しい資源制約があるため,ネットワークを長期に維持するには,対象追跡システムは期待される感度を満たしつつ,通信量を低減することが求められる.しかし,感度と通信量は一般にトレードオフであり,期待されるより高い感度で観測を行うと不必要に通信量が増大してしまう.そこで,本研究では,システム全体に期待される感度を最小限度で満たすことを目的とし,ネットワークを構成する各ノードの観測感度をソフトウェアによって調整可能とするセンサモデルとその調整手法を提案した.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)