動的環境において地理情報システムに現れる最適化問題に関する研究
【研究分野】情報学基礎
【研究キーワード】
最適化問題 / 地理情報システム / ラベル配置問題 / 自動描画問題 / 計算幾何学 / 動的環境 / 路線図の自動描画 / 動的ラベル配置問題 / ラベルサイズ最大化 / 交差数最小化 / 総交差面積最小化 / 地理情報処理 / ラベルの重なり最小化 / 幾何情報検索 / 略地図生成と描画 / 海上航路ネットワーク / エネルギー輸送問題
【研究成果の概要】
地理情報システム(GIS)に現れる最適化問題において,動的環境を扱う場面が増えてきている.そこで,本研究では,動的環境において実際に現れる最適化問題に対する実用的な解法を開発することを目的に研究を行ってきた.現実のGISにおいて現れる最適化問題として,デジタル地図生成の場面で大きな問題となっているラベル配置問題(特に,回転する地図におけるラベルサイズ最大化問題や密集している点が動く場合の重なりを少なくするラベル配置問題),ネットワーク構造を図示する自動描画問題(略地図生成や東京の地下鉄路線図の自動描画)を主な研究対象として効率的な解法を提案し,研究会や国際会議,学術論文誌で成果を公表した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
鳥海 重喜 | 中央大学 | 理工学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究連携者】 |
今井 浩 | 東京大学 | 大学院情報理工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)