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神戸大学 研究シーズDiscovery Saga
SDGs:海の豊かさを守ろう に関係する研究一覧:7
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発表日:2026年4月28日
1
冷たく暗い琵琶湖の深層に、有機分子と微生物の緊密なネットワークを発見
時系列観測により生態系機能の基盤となる関係を解明
本研究では、琵琶湖の表層(水深5m付近)と深層(水深60–85m)を対象に、約9か月にわたり毎月観測を実施しました。フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析計※2という超高分解能の質量分析計を用いることで、溶存有機物を数千種類の分子式として網羅的に捉える「環境メタボローム解析」を実施しました。これにより、有機物の複雑な構成を分子式レベルで可視化し、その変化を詳細に追跡することが可能となりました。さらに、細菌類については16S rRNA遺伝子解析※3により群集構造を明らかにし、これらのデータを統合的に解析しました。この際、これらのデータは割合(相対...
キーワード:海洋/環境変動/湖沼/炭素循環/微生物群集/溶存有機物/サイクロトロン共鳴/気候変動/データ解析/生物群集/光環境/質量分析/有機分子/持続可能/持続可能な開発/水環境/フーリエ変換/マイクロ/栄養塩/質量分析計/二酸化炭素/分解能/有機物/相関解析/rRNA/16S rRNA/生態系/群集構造/生態系機能/プランクトン/温暖化/植物プランクトン/微生物/物質循環/高分解能/遺伝子解析/メタボローム/メタボローム解析/遺伝子/細菌
他の関係分野:環境学数物系科学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年2月18日
2
大規模環境DNA調査から沿岸魚分布を決める要因を探る
魚類相を形成する複雑な海流の働きが明らかに
日本全国の沿岸で最大規模となる環境DNA調査を実施し、短期間に合計1,220種もの魚類の分布を調べることに成功しました。調査で得られた分布情報を基に、日本の多くの沿岸魚類に共通して影響する要因を調べました。その結果、日本の沿岸魚類の分布に影響する様々な海流の働きが明らかになりました。大規模な環境DNA調査と先端的なデータ解析手法を組み合わせることで、地域の生物多様性に関する理解を深め、将来の生物分布の予測に役立つことが期待されます。研究の背景近年、人間の活動によって様々な生物の分布が変化していることが報告されています。生物...
キーワード:オープンアクセス/人間活動/海洋/気候変動/データ解析/生物群集/持続可能/持続可能な開発/モニタリング/土壌/環境DNA/親潮/生物多様性/APC
他の関係分野:情報学環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年1月5日
3
専用機器不要!「混ぜるだけ」で褐藻類の高効率なゲノム編集に成功
だれでもワカメやコンブの遺伝子機能を調べられる時代へ
神戸大学内海域環境教育研究センターの星野雅和助教、ダンディー大学(英)のCláudia Martinho講師、マックスプランク研究所(独)のSusana Coelho教授らの研究グループは、高価な専用機器を使用せずに、一般的な試薬と細胞を混ぜ合わせるだけで、褐藻類のゲノムを高効率に編集する手法を確立し、その手法がワカメなどの水産有用種にも有効であることを確認しました。本手法は、基本的な実験設備があれば実施可能であることから、未解明な部分が多い褐藻類の遺伝子機能解析が飛躍的に加速し、将来的には品種改良などの応用研究へつながることが期待されます。この研究成果は、12月30日午前11時(米国...
キーワード:最適化/環境教育/気候変動/マイクロインジェクション/ポリエチレン/持続可能/紫外線/持続可能な開発/マイクロ/ポリエチレングリコール(PEG)/CRISPR-Cas/エチレン/変異体/ゲノム編集技術/機能解析/CRISPR/遺伝子機能解析/ゲノム編集/CRISPR-Cas9/RNA/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年12月23日
4
暑さでも空腹でも、サンゴは白化する
水槽で見えた白化の二面性:暑さで壊れる光合成、空腹で働く生存戦略
東京大学大気海洋研究所の髙木俊幸助教、青山華子大学院生(大学院新領域創成科学研究科)、神戸大学大学院農学研究科の嶋川銀河助教(兼 大阪大学太陽エネルギー化学研究センター招聘研究員)らの研究グループは、造礁サンゴであるウスエダミドリイシ(Acropora tenuis)を実験室で長期飼育し、2種類の白化(「高温による白化」と「栄養不足による白化」)と共生藻の光合成の関係を詳細に調べました。 サンゴは共生藻の光合成産物に加え、餌を食べて栄養を得ているため、給餌を止めると栄養不足になります。本研究では、沖縄で採集したサンゴを長期間馴致した後、給餌を停止し、常温(26℃)と高温(31...
キーワード:海洋/造礁サンゴ/銀河/太陽/光合成/生存戦略/太陽エネルギー/ACT/持続可能/持続可能な開発/有機物/生態系/高温ストレス/サンゴ礁/褐虫藻/ストレス/細菌/酸化ストレス
他の関係分野:環境学数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2025年10月26日
5
電源不要・高速・高感度―環境DNA濃縮「QuickConc®」の新手法を開発
現場で簡便に濃縮完結。従来法より高感度・短時間で生物多様性調査を加速
電源不要、わずか数分で環境DNAを濃縮できる、迅速・簡便かつ現場での濃縮が可能な新技術QuickConc®を開発しました(図1.)。カチオン性物質を利用した独自技術により、従来法と比較して5〜10倍の高いDNA収量を達成し、生物由来の核酸の検出精度を飛躍的に向上させます。濁った水や有機物が多い水でも使用可能で、これまで調査が難しかった環境でも、安定した高効率なDNA回収を可能にします。研究の背景近年、環境中に存在するDNA(環境DNA)注1を分析することで、生物の生息状況を把握する技術が、生態学や環境保全の分野で急速に普及していま...
キーワード:環境教育/外来種/リアルタイムモニタリング/持続可能/市民参加/持続可能な開発/水環境/シリカ/モニタリング/有機物/ため池/環境保全/生態系/絶滅危惧種/土壌/DNA分析/環境DNA/漁業/生態学/生物多様性/病原体/次世代シーケンサー/カチオン/サーベイランス/非侵襲
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年5月7日
6
海藻も色で外敵から身をまもっている?
構造色によるカモフラージュや警告色
紅藻の一種、カギケノリAsparagopsis taxiformis(カギノリ目)が、藻体の成長部位である先端付近では青い構造色を示すことを発見し、光学顕微鏡と電子顕微鏡による解析から、この構造色が腺細胞内の光屈折小体(refractile body)と呼ばれる小胞に含まれる微小な顆粒が、密にかつ均質に配置することにより生じていることを明らかにしました。このメカニズムは、系統上は遠く離れた褐藻類のクジャクケヤリSporochnus dotyi(ケヤリ目)やEricariasp.(ヒバマタ目)の構造色の場合と共通しており、ま...
キーワード:食行動/環境教育/ハロゲン/浸透圧/クロロフィル/光合成/生殖/葉緑体/持続可能/持続可能な開発/有害物質/ナノスケール/メタン/電子顕微鏡/微細構造/光学顕微鏡/テルペン/結晶構造/環境ストレス/摂食行動/環境応答/節足動物/有性生殖/生殖細胞/ショック/コミュニケーション/ストレス/細菌/生理学
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年5月1日
7
深海の謎を解き明かす革新的な手法の開発
深海頭足類の多様性評価に新たな扉
頭足類を対象とした検出系の開発と評価公開データベースから頭足類のミトコンドリア16S rRNA遺伝子のDNA配列を取得し、種間で共通する塩基配列の領域を特定し、2つの検出系を開発しました。それぞれ、十腕形目(イカ類)および八腕形目(タコ類)を対象とした2種類の検出系「Cep16S_D」と「Cep16S_O」を開発しました。さらに、公開データベースから得た海洋生物と対象種の塩基配列をコンピューター上で解析した結果、いずれの検出系も対象の生物群のDNAを増幅できることを確認しました。また、対象生物のDNAを用いたPCR実験では、15種の十腕形目と8種の八腕形目のDNAサンプルの増幅に成功し...
キーワード:海洋/頭足類/遺伝子増幅/塩基配列/脊椎動物/持続可能/持続可能な開発/モニタリング/分解能/極限環境/超並列/イオウ/rRNA/16S rRNA/環境保全/海洋生物/生態系/無脊椎動物/環境DNA/生物多様性/シークエンス/脊椎/PCR/ミトコンドリア/遺伝子/分子生物学
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学総合生物農学