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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:九州大学における「メチル化」 に関係する研究一覧:7
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発表日:2026年5月26日
1
環境変動を生き抜くために種子が獲得した環境記憶を明らかに!!
“種子の記憶”を利用した、地球環境変動下における新しい食料生産技術の構築へ 農学研究院 石橋勇志 教授
 近年、地球温暖化により登熟期の高温が頻発し、イネの収量・品質低下が課題となっており、これは「令和の米騒動」の要因の一つとされています。一方で、登熟期の環境が、次世代植物の発育や農業形質にまで影響するのか、また影響する場合その分子メカニズムは十分にわかっていませんでした。とくに、環境情報が次世代に伝わる実態を圃場レベルの形質まで結びつけた議論は、食料生産現場において重要課題となっていました。 本研究は、イネの登熟期の高温が、種子にDNAメチル化※2を介した“エピジェネティク※3記憶”を形成し、その記憶が後代の遺伝子発現と農業形質(収量を含む)を変えるという新たな仕組みを解明しました。...
キーワード:最適化/環境変動/地球温暖化/気候変動/塩基配列/転写後制御/環境適応/生産技術/ヒストン/持続可能/持続可能な開発/地球環境/モーター/モデリング/環境情報/候補遺伝子/組み換え/転写開始点/RNAポリメラーゼ/地球環境変動/環境ストレス/水稲/イネ/ストレス耐性/高温ストレス/温暖化/クロマチンリモデリング/プロモーター/クロマチン/小分子RNA/リモデリング/DNAメチル化/RNA/RNAポリメラーゼⅡ/siRNA/ヒストン修飾/メチル化/遺伝子発現制御/細胞・組織/転写因子/発現制御/ゲノム/ストレス/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学環境学数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月28日
2
育ちが生まれに変わるときメダカから見えた可塑性を介する進化の道すじ
〜気候変動下における生物の適応メカニズムの理解に新たな知見~ 芸術工学研究院 勝村 啓史 准教授
キリンの首はなぜ長いのか?高い木の葉を食べようと首を伸ばし続けた結果、その形質が子に受け継がれたからだと、19世紀の博物学者ラマルクは唱えました。この「獲得形質の遺伝」による環境適応は今でも根強い魅力がありますが、現在では否定されています。しかし生物には、育った環境によって姿や形を変化させる能力があります(表現型可塑性(※1))。最近では、この育ちで獲得した変化が、生まれつき備わっている集団が見つかっており、ラマルクが唱えた「獲得形質の遺伝」を匂わす事例が報告されています。そして、この過程がどのような分子メカニズムで起こるのかは、長年の謎でした。本研究では、メダカの腸の長さをモデル...
キーワード:季節変化/気候変動/季節変動/進化生物学/表現型可塑性/環境適応/自然選択/適応進化/分子進化/持続可能/持続可能な開発/遺伝的変異/地理的変異/CpGアイランド/可塑性/解剖学/DNAメチル化/メチル化/小腸/発現制御/遺伝子
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年1月30日
3
網膜形成を担う網膜前駆細胞の分化・再生機能を長く維持するための因子を特定
クロマチンの構造変化を制御する酵素が、遺伝子発現を安定化していた ~網膜再生研究への応用に~ 医学研究院 中島 欽一 教授
奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑一裕)先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の松田泰斗准教授、松田花菜江特任研究員、九州大学(総長:石橋達朗)大学院医学系学府の博士後期課程学生(当時)石龍悠氏、同大学院医学研究院の園田康平教授、村上祐介准教授、中島欽一教授らの研究チームは、網膜の発生期に、神経細胞や視細胞などの細胞に分化する網膜前駆細胞(RPC、注1)の働きを持続させることで、網膜形成に重要な役割を果たす酵素Setd8を初めて明らかにしました。網膜前駆細胞の働きは、遺伝子DNAの塩基配列の変化ではなく、DNAが巻き付いたタンパク質の複合体(クロマチン)の構造変化により維持する...
キーワード:塩基配列/ヒストン/持続可能/持続可能な開発/ゲノムの安定性/哺乳類/クロマチン構造/支持細胞/オミクス/オミクス解析/グリア細胞/クロマチン/マルチオミクス/マルチオミクス解析/遺伝子発現解析/発現解析/前駆細胞/DNAメチル化/RNA/グリア/ヒストン修飾/マウス/メチル化/幹細胞/構造変化/細胞死/神経細胞/網膜/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年8月21日
4
RNA修飾代謝による生体防御機構を解明
-有害な修飾ヌクレオシドから体を守る仕組み- 生体防御医学研究所・農学研究院 渡部 聡 准教授 / 稲葉 謙次 教授・有澤 美枝子 教授
RNAはさまざまな化学修飾を受け、現在までに約150種類以上が同定されています。これまで、細胞内におけるRNA修飾の役割については研究が進んでいましたが、RNA修飾が代謝された後に生じる修飾ヌクレオシドの機能や意義については十分に解明されていませんでした。東北大学 加齢医学研究所の小川 亜希子助教(当時、現所属は薬学研究科准教授)、魏 范研教授、生命科学研究科の田口 友彦教授、医学系研究科の中澤 徹教授らは、九州大学 生体防御医学研究所の渡部 聡准教授、稲葉 謙次教授、農学研究院の有澤 美枝子教授、熊本大学 生命資源研究・支援センターの荒木 喜美教授、生物環境農学国際研究センターの...
キーワード:画像情報/人工知能(AI)/社会システム/解析学/RNA修飾/イノシン/持続可能/持続可能な開発/インフォマティクス/リン酸/哺乳動物/アデノシン/眼科学/感覚器/生体防御/代謝産物/病態解明/RNA/アセチル化/アレン/エネルギー代謝/ヌクレオシド/メチル化/リソソーム/代謝物/網膜/加齢/健康長寿/脂質/脂質代謝/糖代謝
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年6月9日
5
卵子染色体の正常性維持におけるヒストン修飾の新たな役割を解明
~ヒストン修飾H3K4me3は卵染色体や紡錘体の安定性を制御する~ 農学研究院 宮本 圭 教授
卵子(卵母細胞)が受精後に正常発生するためには、染色体の正確な分配が必要不可欠であり、この機構の異常が不妊症や流産の原因の一つとなっています。成熟卵子(MII期卵)(※4)では、染色体が正しく機能するために多くのメカニズムが働いています。その一つに、染色体を構成するヒストンタンパク質の化学修飾があります。ヒストン修飾の内、H3K4me3は転写活性化に重要な役割を担うことが知られていますが、転写が行われていないMII期卵においても染色体上に多量に存在していることが知られていました。本研究により、成熟卵染色体におけるH3K4me3は、遺伝子の転写制御とは異なる新たな役割として、染色体や...
キーワード:減数分裂/紡錘体/卵母細胞/胚発生/ヒストン/持続可能/持続可能な開発/染色体分配/細胞膜/遺伝子異常/受精/染色体/不妊症/卵子/微小管/分子標的/アセチル化/ヒストン修飾/マウス/メチル化/遺伝子発現制御/細胞核/細胞周期/細胞分裂/精子/転写制御/発現制御/遺伝子/遺伝子発現/染色体異常/老化
他の関係分野:生物学工学総合生物
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発表日:2025年6月4日
6
脳の幹細胞の老化メカニズム解明に成功 機能低下に関わる遺伝子を可逆的に制御する因子を特定
~細胞若返り誘導法の開発に期待~ 医学研究院 中島 欽一 教授
奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑一裕)先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の松田泰斗准教授(元 九州大学大学院医学研究院 講師)、松田花菜江特任研究員、九州大学大学院医学系学府の博士後期課程学生(当時)松原周蔵氏、同大学院医学研究院の中島欽一教授らは、ヒトを含む哺乳類の脳内の海馬という記憶などを司る部位の神経幹細胞が加齢に伴い機能低下する現象は、遺伝子の働きを可逆的に調整するエピジェネティック修飾を制御する酵素「Setd8」の働きの低下によって引き起こされることを明らかにしました。本研究では、まず、神経幹細胞の機能に関わる遺伝子DNAの発現と、その制御機構をマウスの実験で...
キーワード:プログラミング/塩基配列/ヒストン/持続可能/持続可能な開発/哺乳類/酵素活性/記憶・学習/エピゲノム変化/グリア細胞/ニューロン/若返り/DNAメチル化/アストロサイト/グリア/ヒストン修飾/マウス/メチル化/リプログラミング/幹細胞/構造変化/神経幹細胞/神経細胞/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/加齢/海馬/老化
他の関係分野:情報学生物学工学農学
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発表日:2025年5月16日
7
三毛猫の毛色を決める遺伝子をついに発見
〜60年間の謎だった三毛猫の毛色の仕組みを解明〜 高等研究院 佐々⽊ 裕之 特別主幹教授
三毛猫やサビ猫はメスばかりであること、オレンジ/黒の毛色を決める「オレンジ遺伝子」がX染色体上にあることは120年以上前から知られていました。1961年、メスの細胞では一対のX染色体の片方がランダムに選ばれて不活性化される(※1)という仮説が提唱され、三毛猫やサビ猫の模様はこの仮説と合致する例として広く受け入れられてきました。しかし、それから60年以上経った今日まで、オレンジ遺伝子の正体やその働きについては明らかになっていませんでした。九州大学生体防御医学研究所(研究当時)の佐々木裕之特別主幹教授(現:高等研究院)、同大学大学院歯学研究院の松田美穂准教授、国立遺伝学研究所の藤英博特...
キーワード:クラウド/初期胚/持続可能/持続可能な開発/染色体/生体防御/歯学/DNAメチル化/メチル化/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学生物学工学