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研究キーワード:九州大学における「オミクス」 に関係する研究一覧:10件
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発表日:2026年8月26日
1
「天下の台所」の食生活
古歯石プロテオミクスが明らかにした 江戸時代の大阪庶民の多様な食事内容 高等研究院 蔦谷匠 准教授
総合研究大学院大学の福原瑶子大学院生、青森公立大学の長岡朋人教授、九州大学の蔦谷匠准教授などの研究チームは、歯石(図1)に含まれる古代タンパク質を分析することで、江戸時代の大阪の庶民の食事内容の一部を明らかにしました。 「梅田墓」から出土した8個体の歯石から、17種類の食物に由来する38種類の食物タンパク質が検出されました。 真鯛、鮭の仲間、陸上動物、綿などのさまざまな食物の摂取が確認されました。比較的貧しい庶民でありながらも、経済的・社会的に多様な由来を持つ食物にアクセスしていたことがわかりました。 「天下の台所」と呼ばれ、各地から集まる多様な食物の流通のハブとな...
キーワード:江戸時代/古人骨/オミクス/プロテオミクス/食生活
他の関係分野:数物系科学生物学
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発表日:2026年8月24日
2
家畜における一過性腸内かく乱を改善する好熱菌
離乳期の下痢寛解のための分子機序の推察 農学研究院 髙橋秀之 准教授
理化学研究所(理研)生命医科学研究センター粘膜システム研究チームの大野博司チームディレクター、宮本浩邦客員主管研究員、共生微生物叢研究チームの須田亙チームディレクター、服部正平客員主管研究員(研究当時)、光量子工学研究センター光量子制御技術開発チームの和田智之チームディレクター、バイオリソース研究センター統合情報開発室の桝屋啓志室長、環境資源科学研究センター環境代謝分析研究チームの菊地淳チームディレクター、九州大学大学院農学研究院の髙橋秀之准教授、千葉大学大学院園芸学研究院の児玉浩明教授、金沢大学疾患モデル総合研究センター研究基盤支援施設の西内巧准教授、広島大学大学院統合生命科学研究科の稲...
キーワード:危機管理/量子制御/持続可能/持続可能な開発/AMR/リサイクル/園芸学/好熱菌/発酵/共生微生物/微生物/微生物叢/オミクス/オミクス解析/マルチオミクス/マルチオミクス解析/mRNA/トランスクリプトーム/マウス/抗生物質/代謝物/ゲノム/メタボローム/細菌/疾患モデル/薬剤耐性
他の関係分野:複合領域数物系科学工学農学
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発表日:2026年8月24日
3
プラスチック汚染の影響が「海辺の掃除屋」フナムシにまで
~消化管のマルチオミクス解析に基づく推察~ 農学研究院 大嶋雄治学術特任教員/島崎洋平准教授/高井優生助教
九州大学大学院生物資源環境科学府の大学院生Seokhyun Lee (筆頭著者・当時)、大学院農学研究院大嶋雄治名誉教授、島崎洋平准教授、高井優生助教らは、理化学研究所生命医科学研究センターの大野博司チームディレクター、須田亙チームディレクター、宮本浩邦客員主管研究員らとともに、プラスチック汚染に対するモデル試験系において、消化器系に生理的な変化が生じうることを確認しました。 西日本の海岸に生息するフナムシ(Ligia spp.)は、発泡ポリスチレン(EPS)を摂取し、マイクロプラスチックとして糞中に排出しますが、消化器系への影響は十分に分かっていませんでした。本研究では、室内曝露実験...
キーワード:海洋汚染/マイクロプラスチック/海洋/スチレン/ポリスチレン/シトクロム/クロム/プラスチック/マイクロ/メタン/海洋環境/環境負荷/古細菌/P450/消化管/生態系/共生微生物/甲殻類/海洋生態/海洋生態系/生物資源/微生物/dysbiosis/微生物叢/オミクス/オミクス解析/マルチオミクス/マルチオミクス解析/シトクロムP450/ウイルス/遺伝子/遺伝子発現/細菌
他の関係分野:環境学化学生物学工学農学
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発表日:2026年6月15日
4
ペプチド配列を決定する新規ペプチドミクス技術を確立
見逃されてきた短いペプチドを正確に読み解く新技術、食品・生命科学研究への応用に期待 農学研究院 田中充 准教授
近年、ゲノミクス、プロテオミクス、メタボロミクスなどのオミクス(※4)技術の発展により、生命現象を分子レベルで理解する研究が進んでいます。なかでも、食品や生体試料に含まれる短いペプチドは、生命現象や食品機能、生体応答を反映する重要な分子であると考えられています。 しかし、従来のペプチドミクス解析では、質量分析(MS)において得られた情報を既知のタンパク質配列データベースと照合してペプチドを同定する方法が主流でした。そのため、データベースに登録されていないペプチドや、7残基以下の短く情報量の少ないペプチドを正確に解析することは困難でした。 今回、九州大学五感応用デバイス研究開...
キーワード:情報量/ワークフロー/質量分析法/ゲノミクス/質量分析/持続可能/持続可能な開発/生体内/機能性/食品機能/アミノ酸配列/SPECT/オミクス/アミノ酸/プロテオミクス/生理活性/代謝物/誘導体/メタボロミクス/遺伝子
他の関係分野:情報学数物系科学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年6月2日
5
ミトコンドリア機能障害によるオリゴデンドロサイトの脆弱性を発見
老化性神経変性疾患の病態把握への期待 医学研究院 内海健 教授
ミトコンドリアはエネルギー産生を担う細胞小器官であり、老化によりその機能が低下することで神経変性疾患の発症に関与します。本研究では最新のプロテオミクス解析手法であるiMPAQT2を用いて、神経を構成するニューロン、オリゴデンドロサイトおよびアストロサイトにおける代謝特性の違い、そしてミトコンドリア機能障害におけるこれらの細胞の代謝リプログラミングの違いについて解析しました。 九州大学大学院医学系学府保健学専攻の谷晃人大学院生、大学院医学研究院保健学部門の八木美佳子助教、内海健教授らの研究チームは、代謝酵素の発現量を比較することによりニューロンとオリゴデンドロサイトは主にエネルギー産...
キーワード:プログラミング/脆弱性/グルコース/神経系/質量分析/持続可能/持続可能な開発/リン酸/代謝リプログラミング/オミクス/オミクス解析/グリア細胞/ニューロン/中枢神経/解糖系/神経伝達物質/中枢神経系/in vitro/アストロサイト/グリア/タンパク質発現/プロテオミクス/ポルフィリン/ミトコンドリア/リプログラミング/活性酸素/脂肪酸/神経細胞/神経変性/神経変性疾患/代謝酵素/コレステロール/老化
他の関係分野:情報学環境学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年5月29日
6
オランウータンは6歳半までおっぱいを飲む
糞プロテオミクスが明らかにした哺乳類最長の授乳期間 高等研究院 蔦谷匠 准教授
総合研究大学院大学/九州大学の蔦谷匠准教授、マレーシア・サバ大学のシャミミ・マクバル大学院生、玉川大学の田島知之准教授、日本オランウータン・リサーチセンターの金森朝子理事・久世濃子理事、金沢大学の西内巧准教授など、日本とマレーシアの国際共同研究チームは、オランウータンのコドモが生後6年半の長い期間にわたって母親の乳を摂取していることを世界で初めて実証し、Communications Biology誌に報告しました (図1)。 オランウータンは哺乳類の中でもっとも長い期間にわたってコドモに授乳すると考えられてきましたが、それを直接的に示す実証的なデータはなく、これまでの研究では相反す...
キーワード:リベラルアーツ/生物工学/持続可能/持続可能な開発/哺乳類/オミクス/死亡率/腸内環境/プロテオミクス/疾患モデル
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2026年1月30日
7
網膜形成を担う網膜前駆細胞の分化・再生機能を長く維持するための因子を特定
クロマチンの構造変化を制御する酵素が、遺伝子発現を安定化していた ~網膜再生研究への応用に~ 医学研究院 中島 欽一 教授
奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑一裕)先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の松田泰斗准教授、松田花菜江特任研究員、九州大学(総長:石橋達朗)大学院医学系学府の博士後期課程学生(当時)石龍悠氏、同大学院医学研究院の園田康平教授、村上祐介准教授、中島欽一教授らの研究チームは、網膜の発生期に、神経細胞や視細胞などの細胞に分化する網膜前駆細胞(RPC、注1)の働きを持続させることで、網膜形成に重要な役割を果たす酵素Setd8を初めて明らかにしました。網膜前駆細胞の働きは、遺伝子DNAの塩基配列の変化ではなく、DNAが巻き付いたタンパク質の複合体(クロマチン)の構造変化により維持する...
キーワード:塩基配列/ヒストン/持続可能/持続可能な開発/ゲノムの安定性/哺乳類/クロマチン構造/支持細胞/オミクス/オミクス解析/グリア細胞/クロマチン/マルチオミクス/マルチオミクス解析/遺伝子発現解析/発現解析/前駆細胞/DNAメチル化/RNA/グリア/ヒストン修飾/マウス/メチル化/幹細胞/構造変化/細胞死/神経細胞/網膜/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年12月3日
8
BlueMemeと九州大学、量子AIを活用した先進的ゲノム解析技術の研究成果が国際学術誌に掲載
創薬・医療研究の新たな可能性を切り拓く量子機械学習モデル「QTFPred」を発表 生体防御医学研究所 長﨑 正朗 教授
1. 少量データでも高精度に予測できる新しいAIモデルを開発量子計算の仕組みを搭載した独自のAIモデル「QTFPred」を開発(図参照)。実験データが限られるような転写因子でも結合パターンを高い精度で予測できるように設計。2. 従来のAIを上回る精度を実証ヒト細胞の公開データを用いた検証において、ほぼすべてのタスクでQTFPredは既存のAIモデルよりも高い予測精度を実現。訓練データが少量の条件でも安定した予測性能が可能となり、研究現場での活用に十分耐えうる性能を示した。3. 転写因子の協調的結合のパターンを発見解析の結果、複数の転写因子が協調して...
キーワード:タスク/機械学習/人工知能(AI)/量子計算/ゲノミクス/生命情報/持続可能/持続可能な開発/インフォマティクス/オミクス/ゲノム解析/生体防御/システム生物学/トランスクリプトミクス/プロテオミクス/構造生物学/創薬/転写因子/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:情報学生物学工学総合生物
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発表日:2025年4月14日
9
原発性サルコペニアと末期腎不全に関連する筋萎縮の比較解析
~マルチオミクス解析による新たな知見~ 九州大学病院 瀬戸山 大樹 助教
加齢に伴う「原発性サルコペニア」と「末期腎不全に関連する筋萎縮」は、それぞれ異なる病態でありながら、どちらも骨格筋量と筋力の低下を引き起こします。本研究では、これらの筋萎縮に関わる分子レベルの違いを明らかにするため、メタボロミクス(代謝物解析)およびプロテオミクス(タンパク質解析)を統合したマルチオミクス解析を実施しました。特定された代謝物やタンパク質は、新たなバイオマーカーとして活用できる可能性があり、早期診断や進行予測の精度向上が期待されます。また、個々の患者の代謝特性に基づいた栄養介入や薬物治療が可能になれば、より効果的な筋萎縮の予防および治療戦略の構築に貢献することが期待されます。...
キーワード:アミン/持続可能/持続可能な開発/オミクス/オミクス解析/マルチオミクス/マルチオミクス解析/神経栄養因子/腎不全/早期診断/筋萎縮/骨格筋/カテコールアミン/プロテオミクス/受容体/代謝物/バイオマーカー/メタボロミクス/リスク因子/加齢
他の関係分野:工学
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発表日:2025年2月25日
10
アルドステロン産生腺腫の多様な細胞社会が明らかに
二次性高血圧の新たな治療展開に向けて
アルドステロン産生腺腫(APA)は、副腎の良性腫瘍であり、アルドステロンの過剰な産生による二次性高血圧を発症します。通常の高血圧と比べて様々な臓器の合併症が起こりやすく、手術による治療が必要です。このため効果的な内科的治療法の確立に向けて、詳しい病態の解明が求められています。APAの多くはKCNJ5遺伝子(KCNJ5)※1に変異を持ち、若い年齢で発症して重症化しやすく、アルドステロンの過剰産生だけでは説明できない多様な合併症を伴いますが、背景の詳しい分子メカニズムは不明です。九州大学大学院医学研究院 小川佳宏主幹教授、九州⼤学病院内分泌代謝・糖尿病内科の馬越真...
キーワード:産学連携/生細胞/持続可能/持続可能な開発/カリウム/化学工学/生体内/アルドステロン/副腎/オミクス/オミクス解析/マルチオミクス/マルチオミクス解析/合併症/細胞間相互作用/骨折/生体防御/代謝産物/RNA/ストレス応答/ファージ/マクロファージ/内分泌/コルチゾール/ストレス/遺伝子/遺伝子変異/血圧/高血圧/脂質/手術/糖尿病
他の関係分野:複合領域化学工学総合生物
九州大学 研究シーズ