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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:九州大学における「微生物」 に関係する研究一覧:19
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発表日:2026年7月13日
1
作物増産に貢献する「プラズマ農学」の新展開
種子プライミング、バイオスティムラント技術の総説を発表 システム情報科学研究院/プラズマナノ界面工学センター 古閑一憲教授/アタリ パンカジ准教授
 名古屋大学低温プラズマ科学研究センターの石川 健治 教授の研究グループは、九州大学 古閑 一憲 教授、アタリ パンカジ 准教授らとの共同研究で、新学術領域である「プラズマ種子科学」に関するプラズマ種子プライミング注2)やバイオスティムラント注3)の新しい技術の総説を発表しました。 近年、世界的な食料需要の増大に伴い、作物生産性の向上が重要な課題となっています。本研究グループは、植物の成長促進および収量増加につながる新技術として、「非熱プラズマ」を用いたプラズマ種子プライミングに着目しました。プラズマは、電子やイオンなどを含む状態であり、空気と反応することで反応性酸素・窒素種...
キーワード:太陽/太陽系/熱プラズマ/ナノ界面/活性種/持続可能/持続可能な開発/オゾン/生産性/腐植物質/プライミング/ストレス耐性/微生物/寿命/生理機能/イミン/ラジカル/ストレス
他の関係分野:数物系科学工学総合生物農学
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発表日:2026年7月1日
2
農産廃棄物から高機能食品包装を開発
カボチャ皮を活用し、鮮度保持と食品ロス削減に貢献 農学研究院 田中史彦教授/田中良奈准教授
 収穫後の青果物は、流通・保存過程で約40〜50%が失われるとされており、食品ロスの増大が課題となっています。また、従来のプラスチック包装は環境負荷が高く、持続可能な代替材料の開発が求められています。 九州大学大学院農学研究院の田中史彦教授、田中良奈准教授らの研究グループは、廃棄されているカボチャ皮を原料としてナノ材料「カーボンクオンタムドット(CQDs)」を合成し、高機能な食品包装材料の開発に成功しました。本研究では、カボチャ皮を水熱処理することで、数ナノメートルサイズのCQDsを作製しました。これらの粒子は紫外線を吸収し、抗酸化作用を示す特徴を有しています。また、CQDsをカルボ...
キーワード:最適化/水蒸気/フィルム/生分解/ポリエチレン/持続可能/紫外線/持続可能な開発/水分移動/環境負荷低減/カーボン/光学特性/ナノメートル/ナノ材料/ナノ粒子/プラスチック/安全性評価/引張強度/環境負荷/熱処理/廃棄物/機能材料/生分解性/エチレン/トマト/セルロース/微生物/抗酸化/抗酸化作用/酸化反応
他の関係分野:情報学数物系科学化学工学農学
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発表日:2026年6月9日
3
歯石DNAから読み解く、過去の日本人と口腔内微生物の関わり
江戸時代のお歯黒痕跡と歯周病関連古細菌の系統分布に着目
 東邦大学、東京大学、農業・食品産業技術総合研究機構、国際医療福祉大学、聖マリアンナ医科大学、九州大学、国立科学博物館、日本大学松戸歯学部、土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム、新潟医療福祉大学、鎌倉女子大学、沖縄県立埋蔵文化財センター、新潟大学、東京科学大学の研究グループは、江戸時代を中心とする日本列島の古人骨の歯石から微生物DNAを解析し、過去の口腔内マイクロバイオームの特徴を明らかにしました。その結果、古人骨由来の歯石に含まれる口腔内微生物の構成は現代歯石とは異なり、地域差や、時代による一部の細菌系統の違いがあることを確認しました。さらに、歯周病関連古細菌 Methanobrevi...
キーワード:ミュージアム/江戸時代/日本列島/遺伝情報/古人骨/人類学/持続可能/持続可能な開発/マイクロ/古細菌/食品産業/系統解析/微生物/歯学/歯周病/ウイルス/マイクロバイオーム/細菌/食生活/真菌
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年1月21日
4
糖–脂質の“つなぎ目”が免疫を左右する
–内在性糖脂質の連結部をわずかに変えた“擬糖脂質”開発によって、免疫応答の違いを発見– 薬学研究院 平井 剛 教授
本研究の概要図天然に存在する糖鎖・複合糖質は酸素原子(O-グリコシド結合)で連結されています。これを炭素原子(C-グリコシド結合)に変えた炭素連結型アナログは、天然型糖鎖・複合糖質の構造を模倣しつつ、糖加水分解酵素により分解されない...
キーワード:免疫機能/量子化/量子化学/量子化学計算/カップリング反応/ニッケル触媒/酸化還元反応/立体選択的/加水分解/水分解/選択性/持続可能/還元反応/持続可能な開発/酸化還元/生物活性/複合糖質/立体化学/加水分解酵素/微生物/C型レクチン/自然免疫受容体/糖脂質/セラミド/機能解析/カップリング/免疫治療/レクチン/自然免疫/受容体/樹状細胞/創薬/糖タンパク質/免疫応答/免疫細胞/立体選択性/コレステロール/脂質
他の関係分野:複合領域数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月14日
5
ミトコンドリア分裂を促進する新しい因子を発見
医学研究院 古川 健太郎 助教
マイトファジー誘導時におけるミトコンドリア分裂モデル不要な、または損傷したミトコンドリアを選択的に除去するマイトファジーは、ミトコンドリアの品質管理のための重要な仕組みです。近年、私たちはミトコンドリア内部 (膜間腔スペース(※2)...
キーワード:品質管理/Atg/加水分解/水分解/持続可能/持続可能な開発/膜構造/脂質膜/哺乳類/ミトコンドリア分裂/微生物/ダイナミン/マイトファジー/歯学/病態解明/ミトコンドリア/遺伝子/脂質
他の関係分野:複合領域生物学工学農学
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発表日:2026年1月5日
6
世界初、酸素に耐える乳酸菌が「脳の健康成分」プラズマローゲンを生産
~プラズマローゲンは細菌進化とストレス耐性に関与。酸素下での生産に成功し、認知症対策や発酵食品応用に期待~ 農学研究院 土居 克実 教授
プラズマローゲンは脳や心臓などに多く含まれるリン脂質の一種で、抗酸化作用や細胞膜の安定化に関与する重要な生体成分です。アルツハイマー型認知症患者ではその減少が報告され、補充療法への期待が高まっています。しかし、これまでプラズマローゲンは主に海産物や動物組織からしか得られず、高コストが課題でした。また、生物学的にも、これまでウエルシュ菌など「酸素を嫌う絶対嫌気性菌※2」にしか存在しないと考えられてきました。九州大学大学院農学研究院の土居克実教授、同大学院医学研究院の本庄雅則教授らの研究グループは、酸素があっても生存できる通性嫌気性菌(乳酸菌など)でもプラズマロー...
キーワード:高齢化社会/ポリペプチド/タンパク質構造/高浸透圧/浸透圧/持続可能/持続可能な開発/イオン輸送/生産性/ビフィズス菌/発酵/微生物学/哺乳類/ストレス耐性/微生物/鉄硫黄クラスター/細胞膜/心筋/心臓/大腸/白血球/アミノ酸/ヘリックス/リン脂質/抗酸化/抗酸化作用/浸透圧ストレス/腎臓/生体膜/大腸菌/ストレス/遺伝子/加齢/高齢化/細菌/脂質/認知症
他の関係分野:複合領域化学生物学工学農学
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発表日:2025年12月15日
7
ゲノム編集により海洋真核微生物の高度不飽和脂肪酸を自在に作り分ける
ー遺伝子組換えを伴わずに炭素鎖長や不飽和度の異なる様々な有用脂肪酸の生産が可能にー 農学研究院 石橋 洋平 助教
DHAやEPAに代表される高度(多価)不飽和脂肪酸(PUFA)は、ヒトの健康に寄与する有用脂質です。PUFAは、分子を構成する炭素の数や不飽和結合の数・位置に応じて、異なる機能を発揮すると考えられています。ラビリンチュラ類はPUFAを生合成し、高レベルで蓄積する海洋真核微生物です。私たちは、その一属であるParietichytrium属が、パルミチン酸(炭素鎖数16の飽和脂肪酸)から複数の脂肪酸伸長酵素と不飽和化酵素の反応によって、最終産物としてDHA(炭素数22、不飽和結合数6)を合成する経路を完備することを報告しています(2021年プレスリリース)。今回、九州大学 大学院農学研...
キーワード:珪藻/海洋/気候変動/ゲノムDNA/持続可能/持続可能な開発/持続可能性/モデル生物/CRISPR-Cas/高度不飽和脂肪酸/ゲノム編集技術/生合成/生物資源/生物生産/微生物/ドコサヘキサエン酸/CRISPR/エレクトロポレーション/ゲノム編集/CRISPR-Cas9/RNA/アラキドン酸/ポリケチド/抗生物質/脂肪酸/不飽和脂肪酸/ゲノム/遺伝子/脂質
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2025年12月13日
8
銅を“鉱石レベル”まで高濃縮する新規微生物を発見
-鉄酸化細菌による銅の濃縮機構を解明し、バイオマイニングへ期待- 理学研究院 濱村 奈津子 教授
愛媛大学大学院農学研究科 光延聖 教授、谷本和也 大学院生は、理化学研究所 加藤真悟 上級研究員、日本原子力研究開発機構 徳永紘平 研究員、九州大学大学院理学研究院 濱村奈津子 教授との共同研究によって、銅を“鉱石レベル”まで濃縮固定できる新規鉄酸化細菌を初めて純粋分離(用語解説3)し、その強力な鉄酸化作用が銅の高濃縮を引き起こす仕組みを明らかにしました。本成果は、微生物を利用した有価金属回収(バイオマイニング)や環境浄化技術の開発に繋がる重要な結果です。なお、本成果は、2025年11月30日付で米国Wiley社から刊行された国際科学誌『Environmental Microbio...
キーワード:環境浄化/重金属/バクテリア/堆積物/電子供与体/カーボンニュートラル/持続可能/ボトルネック/酸化鉄/持続可能な開発/電気伝導/カーボン/電気伝導性/原子力/酸化物/電子顕微鏡/二酸化炭素/熱伝導/有機物/土壌/微生物/ゲノム解析/受容体/ウイルス/ゲノム/遺伝子/細菌
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年11月23日
9
コケの胞子、宇宙でも生き延びる
~持続可能な宇宙居住への第一歩~ 理学研究院 / 農学研究院 松田 修 助教 / 久米 篤 教授
北海道大学大学院生命科学院のメンチャンヒョン博士研究員、同大学大学院理学研究院の藤田知道教授、宮城大学の日渡祐二教授、中村恵太博士課程学生、九州大学の松田 修助教、久米 篤教授、福岡工業大学の三田 肇教授、筑波大学生命環境系の富田・横谷香織講師(研究当時)、東京薬科大学の横堀伸一准教授、山岸明彦名誉教授からなる研究グループは、モデルコケ植物「ヒメツリガネゴケ」の胞子(種子植物の「種子」に相当する生殖構造体)が実際の宇宙空間で長期間生存できることを世界で初めて実証しました。国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に設置された船外実験装置を用いてヒメツリガネゴケの胞子を含む...
キーワード:国際宇宙ステーション/コケ植物/減数分裂/生殖/持続可能/紫外線/持続可能な開発/極低温/二酸化炭素/モデル生物/極限環境/胞子嚢/生態系/微生物/受精/ラット
他の関係分野:数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年11月12日
10
九州大学箱崎サテライト構内のクロマツから新種のテントウムシを発見
~ハダニの生物防除剤資材となりうる日本産ダニヒメテントウ族の分類学的総説を出版~ 総合研究博物館 丸山 宗利 准教授
ハダニの天敵として知られる日本産のダニヒメテントウ族は、これまで日本に何種生息し、どのように分布しているのかが不明であり、その全容解明が長年の課題となっていました。微小で黒一色の外見をもつため識別が難しく、分類学的研究が停滞していたことが背景にあります。九州大学大学院生物資源環境科学府博士課程2年の関崚大氏と、九州大学総合研究博物館の丸山宗利准教授らの研究グループは、国内外に所蔵されている約1,700個体の標本を詳細に解析し、日本には8種のダニヒメテントウ類が生息することを明らかにしました。そのうち2種は日本初記録種、2種は新種であり、とくにマツダニヒメテントウParastethorus p...
キーワード:環境調和/交尾器/光合成/種多様性/持続可能/持続可能な開発/生態系/クロマツ/抵抗性/生物資源/微生物
他の関係分野:化学生物学工学農学
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発表日:2025年9月27日
11
遺伝子が転写される場所を可視化できるマウスの作製
-生体組織内の転写制御機構の解明と創薬への応用に期待- 生体防御医学研究所 馬場 義裕 教授 / 大川 恭行 教授
東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 細胞制御工学研究センターの木村宏教授、九州大学 生体防御医学研究所の馬場義裕教授、大川恭行教授、大阪大学 微生物病研究所の伊川正人教授らの研究チームは、生きた細胞で遺伝子が転写されている場所を観察できる新しいマウスモデルを開発しました。遺伝子からmRNAを作る酵素であるRNAポリメラーゼIIが遺伝子を読み取る際に受けるリン酸化(用語1)に着目し、これを認識する蛍光抗体を全身で発現するマウスを作製しました。このマウスの各組織の細胞を超解像蛍光顕微鏡(用語2)で観察することで、遺伝子が活発に読み取られている場所を可視化することがで...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/ナノメートル/制御工学/超解像/分解能/光学顕微鏡/RNAポリメラーゼ/リン酸/環境応答/微生物/生体組織/マウスモデル/mRNA/生体防御/ヘルパーT細胞/脱リン酸化/B細胞/RNA/T細胞/マウス/蛍光顕微鏡/好中球/創薬/転写制御/免疫応答/免疫細胞/脾臓/遺伝子/抗体/細菌/老化
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2025年9月18日
12
新型コロナワクチンの継続的な接種を優先すべきは誰か?
~抗体応答不良の集団特定で接種戦略を最適化、感染拡大・重症化抑制へ~ マス・フォア・インダストリ研究所 岩見 真吾 客員教授
名古屋大学大学院理学研究科の岩見 真吾 教授(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 客員教授)の研究グループは、福島県立医科大学の坪倉 正治 教授らとの共同研究により、COVID-19 mRNAワクチンの初回2回接種から1回目の追加接種後における血中IgG(S)抗体価の変動を解析し、「耐久型」「脆弱型」「急速低下型」という三つの特徴的な抗体応答パターンが存在することを明らかにしました。さらに、脆弱型と急速低下型の人では、他の型に比べて早期にブレイクスルー感染を経験していることも判明しました。また、ブレイクスルー感染を経験した人では、追加接種後100日以内における血中IgA(S)抗体価が、...
キーワード:インテリジェンス/最適化/情報学/危機管理/ポストコロナ/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/政策研究/IgA抗体/微生物学/変異株/微生物/病原体/SARS-CoV-2/アイソトープ/ウイルス学/病理/mRNA/パンデミック/健康管理/新型コロナウイルス/イミン/血液/免疫学/ウイルス/コホート/バイオマーカー/ワクチン/疫学/感染症/抗体/新型コロナウイルス感染症/放射線
他の関係分野:情報学複合領域工学農学
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発表日:2025年8月9日
13
クルミの葉から他の植物の生育を抑える新たな成分を発見
~環境に優しいバイオ除草剤の開発に期待~ 薬学研究院 坂元 政一 准教授
アレロパシー(他感作用)は、ある植物が特定の化学物質を放出して周囲の植物の成長などに影響を及ぼす現象であり、生育を抑制するアレロケミカル(※3)は天然由来の除草剤の候補として注目されています。クルミ属の植物は強いアレロパシー活性を示すことが知られており、長い間その原因物質はジュグロン(※4)であると考えられてきました。九州大学大学院薬学研究院のPoomraphie Nuntawong助教、森元聡名誉教授、坂元政一准教授らの研究グループは、順天堂大学薬学部の宮本智文教授、チュラロンコン大学薬学部のVaralee Yodsurang助教と共同で自然の環境を模倣した土壌ベースのバイオアッ...
キーワード:バイオアッセイ/化学物質/キノン/持続可能/持続可能な開発/除草剤/ジャスモン酸/細胞壁/土壌/二次代謝/生合成/二次代謝産物/微生物/代謝産物/ストレス応答/小胞体/小胞体ストレス/小胞体ストレス応答/天然化合物/ストレス
他の関係分野:環境学化学工学農学
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発表日:2025年8月7日
14
ウイルスは細胞同士の「会話」を乗っ取り感染を広げる
~インフルエンザの新たな感染メカニズムを発見、治療薬開発に期待~
最初に感染した細胞を起点に周囲の細胞にメッセージ(ADP)が送られ、細胞内カルシウムイオン(Ca2+)濃度が上昇する。それに伴い、周囲の細胞で感染が活発に起こる。北海道大学大学院医学研究院の藤岡容一朗准教授、小澤史弥氏、大場雄介教授...
キーワード:ゲーム/学際研究/持続可能/持続可能な開発/病原微生物/カルシウムイオン/微生物学/リン酸/微生物/Ca2+/細胞内カルシウムイオン/ウイルス学/細胞膜/アデノシン/ATP/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/カルシウム/細胞生物学/細胞内カルシウム/受容体/創薬/ウイルス/ワクチン/生理学
他の関係分野:情報学環境学工学総合生物農学
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発表日:2025年7月28日
15
C型肝炎ウイルスの排除が腸内環境の劇的な回復をもたらす
— ブラウティア菌の増加が肝機能回復のカギに — 農学研究院 中山 二郎 教授
名古屋市立大学大学院医学研究科の井上貴子准教授、熊本大学大学院生命科学研究部の田中靖人教授、九州大学大学院農学研究院の中山二郎教授らの研究チームは、C型肝炎患者さんにおいてウイルスの排除治療後に腸内環境と肝臓の状態がどのように変化するかを、腸内フローラ、便中胆汁酸プロファイル、肝臓での遺伝子発現という多角的な視点から解析しました。その結果、HCV感染中には、腸内フローラにおけるoral Streptococci(口腔レンサ球菌[注7])の増加や胆汁酸代謝の乱れ、肝臓での酵素遺伝子の発現異常が確認されましたが、ウイルス排除後にはそれらの回復が見られました。特に、有用菌であるBlaut...
キーワード:プロファイル/アンモニア/種多様性/加水分解/水分解/持続可能/持続可能な開発/二酸化炭素/腸内フローラ/生態系/微生物/C型肝炎ウイルス/HCV/肝線維化/dysbiosis/肝炎/C型肝炎/肝硬変/腸内環境/代謝物/胆汁酸/2型糖尿病/ウイルス/コレステロール/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/細菌/線維化/腸内細菌/糖尿病
他の関係分野:情報学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年5月29日
16
“難培養”微生物を育てる鍵はオーダーメイド!
鉄酸化菌の高効率培養に成功、環境浄化へ期待 理学研究院 濱村 奈津子 教授
愛媛大学大学院農学研究科 光延聖教授、同じく農学研究科の内島智貴大学院生(研究当時)は、理化学研究所 加藤真悟上級研究員、広島大学 白石史人教授、日本原子力研究開発機構 徳永絋平研究員、九州大学 濱村奈津子教授、東京海洋大学 牧田寛子准教授らとの共同研究によって、これまで純粋培養が非常に難しかった鉄酸化細菌の培養効率を大幅に向上する方法を確立しました。鉄をエネルギー源として生きる「鉄酸化細菌」(用語解説1)は、地下水や温泉、湿地など(図3)自然界のさまざまな場所に広く分布し、鉄の酸化反応を通じて地球規模の鉄循環に寄与しています。さらに、彼らが作り出す鉄酸化物(図1)は、ヒ素や銅など...
キーワード:酸素濃度/海洋/環境浄化/重金属/バクテリア/堆積物/地球化学/化学組成/電子供与体/酸化還元反応/持続可能/メディエーション/還元反応/酸化鉄/持続可能な開発/水環境/バイオレメディエーション/栄養塩/環境負荷/原子力/酸化還元/酸化物/二酸化炭素/有機物/難培養/土壌/微生物/遺伝子解析/細胞増殖/酸化反応/受容体/遺伝子/細菌
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年5月21日
17
トマトの病原菌を食べる菌を発見
作用メカニズムを解明、バイオ農薬開発に期待 農学研究院 西 大海 助教
摂南大学(学長:久保康之)農学部農業生産学科の飯田祐一郎准教授と農学専攻博士後期課程2年生の前田和弥大学院生、同博士前期課程2年生の巖瑛心大学院生、理工学部生命科学科の西矢芳昭教授、滋賀県立大学の住田卓也講師、九州大学の西大海助教、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の中川博之上級研究員と須志田浩稔研究員(当時)、日本女子大学の鈴木智子助教(同)らの研究グループは、菌寄生菌(カビを食べるカビ)Hansfordia pulvinata(ハンスフォルディア プルビナータ)が他のカビで胞子を作るために使われていた化合物の合成能力を獲得し、病原菌に寄生しやすいように進化したことを発見しました。...
キーワード:植物病原菌/適応進化/持続可能/持続可能な開発/Aspergillus/麹菌/微生物学/胞子形成/病原菌/トマト/食品産業/生合成/生合成遺伝子/微生物/抗菌性/遺伝子
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2025年5月13日
18
土壌微生物バイオマスの新たな測定法を約40年ぶりに提案
農学研究院 平舘 俊太郎 教授
土壌中に微生物として存在している有機物の量(土壌微生物バイオマス)は、土壌の全有機炭素量注1の1%程度である一方、植物が利用可能な栄養成分の供給源として重要です。また、人為的な二酸化炭素(CO₂)排出量の約10倍に相当する土壌からのCO₂放出を左右する要因にもなっており、土壌微生物バイオマスの時空間変動把握は地球環境の将来変化を正確に予測するうえでも重要です。しかし、1970年代~90年代に確立された従来の土壌微生物バイオマス測定法では、劇物でもあるクロロホルムの利用が必要である他、採取後間もない新鮮な土壌を必要とするなど、地球規模の巨大データセット構築に向け多くの障壁...
キーワード:安定同位体比/安定同位体/火山灰/電気伝導度/同位体/同位体比/持続可能/持続可能な開発/地球環境/電気伝導/原子力/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/土壌学/バイオマス/土壌/土壌微生物/微生物
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年5月9日
19
キノコの酸化酵素を用いた有用反応探索
〜カワラタケP450の潜在機能を迅速解明〜 農学研究院 一瀬 博文 准教授
キノコ(担子菌)は薬理活性を示す天然物を産生したり、樹木や環境汚染物質を分解したりすることから、産業への応用が期待される微生物です。キノコがユニークな生物機能を発現する過程では、P450と呼ばれる酸化酵素が重要な役割を担います。一般的なキノコは100〜200種類のP450遺伝子を有しており、それぞれが異なる機能を発現します。しかしながら、遺伝子情報だけではP450の酵素機能を推定することすらできません。すなわち、キノコを利用したバイオテクノロジーにはP450機能を迅速かつ直接的に同定する技術が求められています。今回、白色腐朽担子菌(※2)カワラタケに由来するP450を酵母に異種発現...
キーワード:環境汚染/環境汚染物質/持続可能/持続可能な開発/酸化酵素/P450/担子菌/生合成/微生物/cDNA/テルペノイド/バイオテクノロジー/酸化反応/有機合成/遺伝子
他の関係分野:環境学工学農学