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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:九州大学における「同位体」 に関係する研究一覧:8
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発表日:2026年5月11日
1
宇宙から降る塵の歴史を解読
三畳紀の地層から宇宙塵の降下量変動を初めて復元 理学研究院 尾上哲治 教
約2億1500万年前の地球へ降下した宇宙塵が、ジュラ紀付加体中にみつかるまでの模式図。かつての深海堆積物に降り積もった宇宙塵は、現在は付加体中の層状チャート中に保存されている。 宇宙から地球へは、微小な塵(宇宙塵)が絶えず降り注い...
キーワード:長期変動/海洋/ヘリウム/堆積物/沈み込み/天体衝突/同位体/日本列島/付加体/宇宙塵/小惑星/太陽/太陽系/太陽風/惑星/彗星/持続可能/持続可能な開発/地球環境/微粒子/哺乳類
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年5月3日
2
量子のだるま落としで原子核を探るプロジェクトから初成果
-炭素、酸素原子核に重陽子クラスターを発見- 理学研究院 緒方 一介 教授
理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター核反応研究部の上坂友洋部長、久保田悠樹研究員、京都大学大学院理学研究科の銭廣十三准教授、辻崚太郎大学院生(研究当時)、大阪大学核物理研究センターの田中純貴助教、九州大学大学院理学研究院の緒方一介教授らの国際共同研究グループは、炭素12および酸素16という原子核の中に、陽子1個と中性子1個のペアが固まりになった重陽子クラスター[1]が、従来考えられていた以上に高い確率で存在することを発見しました。原子核の内部では陽子と中性子がバラバラで一様に配置された液滴のような構造と考えられてきましたが、その一方、小さな固まり(クラスター)が存在する可能...
キーワード:陽子ビーム/原子核/高エネルギー/陽子/ヘリウム/ヘリウム3/加速器/中性子/同位体/内部構造/分子構造/持続可能/持続可能な開発/核生成/トリチウム/トンネル/トンネル効果/リチウム
他の関係分野:複合領域数物系科学化学工学
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発表日:2026年4月23日
3
同位体によるラマンスペクトル変化の起源を体系的に解明
フォルステライトの酸素同位体効果を第一原理計算で明らかに 理学研究院 荒川 雅 准教授
 酸素同位体比は、地球環境や生命活動、さらには太陽系形成過程を解明するための重要な指標です。しかしながら、微小な鉱物粒子に対し、試料を破壊せずに同位体情報を取得することは難しく、新たな分析手法の確立が求められています。 九州大学 大学院理学研究院の荒川雅 准教授は、かんらん石の一種であるフォルステライト(Mg2SiO4)において、含まれる酸素同位体(16O,17O,18O)比の違いがラマンスペクトルに与える影響を、第一原理計算(※3)により体系的に解明しました。 これ...
キーワード:対称性/ラマンスペクトル/酸素同位体/酸素同位体比/地球深部/中性子/同位体/同位体組成/スペクトル/フォルステライト/恒星/新星/太陽/太陽系/超新星/同位体比/惑星/隕石/ラマン/DFT/持続可能/持続可能な開発/地球環境/マイクロ/マグネシウム/境界条件/第一原理/第一原理計算/同位体効果/同位体分析/分解能/密度汎関数理論/量子力学/SPECT/空間分解能/ラマン分光/体組成
他の関係分野:数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年1月5日
4
小笠原に回遊するアオウミガメのプラスチック汚染の実態を解明
応用力学研究所 中野 知香 助教
立正大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所、九州大学の研究者及び学生(研究当時)で構成された研究グループは、小笠原諸島に来遊するアオウミガメ消化管に含まれるプラスチックについて調査し、プラスチック汚染の実態について明らかにしました。この成果は2026年1月2日(日本時間1月3日)にPeerJ Life and Environment誌(電子版)に掲載されました。...
キーワード:安定同位体比/マイクロプラスチック/海洋/安定同位体/同位体/同位体比/ピレン/プロピレン/ポリエチレン/レンズ/持続可能/持続可能な開発/地球環境/カーボン/プラスチック/マイクロ/エチレン/カルス/消化管/安定同位体比分析/遺伝子
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年10月26日
5
2種類の触媒でアミドとエステルの位置選択的な重水素化を達成!
~創薬研究やマテリアル分野への応用に期待~ 高等研究院 矢崎 亮 准教授
重水素は、「重水素化医薬品」をはじめ、創薬研究や有機合成化学などの分野で近年注目を集めています。これに伴い、さまざまな化合物に対して、直接的かつ位置選択的に重水素を導入する技術の開発が強く求められています。アミドやエステルは、天然物や医薬品に加え、ペプチドやポリマーといった高分子材料にも広く存在する基本的な構造単位です。しかし、これらのカルボニル化合物に含まれる水素原子は酸性度が極めて低いため、従来は重水素を導入する際に多量の試薬を用いた事前活性化工程が必要でした。本研究では、これらの課題を解決するため、ルイス酸(※2)の一種であるTIPSOTfと塩基(※3)の一種であるDABCO...
キーワード:原子核/陽子/安定同位体/中性子/同位体/付加体/重水素/分子構造/アミド/エステル/ルイス酸/機能性分子/高分子/触媒反応/有機合成化学/材料科学/カルボニル化/持続可能/持続可能な開発/ポリマー/機能性材料/高分子材料/水素化/水素原子/機能性/プロトン/合成化学/創薬/分子設計/有機合成
他の関係分野:数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年5月16日
6
新しい「核分裂」の発見! 99番元素アインスタイニウムが導く元素の世界
― 超重元素の存在限界と宇宙での元素合成の理解へ ― 理学研究院 坂口 聡志 教授
原子核の核分裂は、原子力エネルギー利用を支える基本的な現象であり、また基礎科学においては超重元素の存在限界を決め、天体において、鉄より重い元素が作られる核反応過程に影響を与えるなど、重要な現象です。そのため、核分裂は原子力エネルギー利用と科学的重要性から80年以上研究されています。原子核を「電荷を帯びた液滴」と考える古典モデル(液滴模型)では、核分裂によって2つの等しい質量の核分裂片が生成します。一方、原子核の中では、中性子や陽子の運動に由来する殻構造のため、原子核は大小2つの質量の異なる核分裂片に分裂する経路(モード[1])が発達していることがウラン(236U)などで知られていま...
キーワード:原子核/高エネルギー/中性子過剰核/陽子/ヘリウム/加速器/中性子/同位体/内部構造/元素合成/エネルギー利用/高電圧/イオンビーム/ウラン/核分裂/原子力/原子力エネルギー/原子炉
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年5月13日
7
土壌微生物バイオマスの新たな測定法を約40年ぶりに提案
農学研究院 平舘 俊太郎 教授
土壌中に微生物として存在している有機物の量(土壌微生物バイオマス)は、土壌の全有機炭素量注1の1%程度である一方、植物が利用可能な栄養成分の供給源として重要です。また、人為的な二酸化炭素(CO₂)排出量の約10倍に相当する土壌からのCO₂放出を左右する要因にもなっており、土壌微生物バイオマスの時空間変動把握は地球環境の将来変化を正確に予測するうえでも重要です。しかし、1970年代~90年代に確立された従来の土壌微生物バイオマス測定法では、劇物でもあるクロロホルムの利用が必要である他、採取後間もない新鮮な土壌を必要とするなど、地球規模の巨大データセット構築に向け多くの障壁...
キーワード:安定同位体比/安定同位体/火山灰/電気伝導度/同位体/同位体比/持続可能/持続可能な開発/地球環境/電気伝導/原子力/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/土壌学/バイオマス/土壌/土壌微生物/微生物
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年4月9日
8
6600万年前の小惑星衝突がもたらした特殊な海洋環境
メキシコ湾の急速な生命復活はクレーター内の熱水活動により駆動されていた 理学研究院 佐藤 峰南 助教
今から約6600万年前、メキシコ・ユカタン半島沖に小惑星が衝突することにより海洋性生物の約70%が絶滅しました。その後、生態系が回復するのに要した期間については、衝突地点において数万年以内と予想以上に早かったことがクレーター内の堆積物の研究から示されていましたが、その原因は不明でした。九州大学大学院理学研究院の佐藤峰南助教、東京科学大学理学院の石川晃准教授の国際研究グループは、メキシコ湾の堆積物に記録された小惑星衝突後約300万年間の化石層序/オスミウム同位体層序から、衝突後少なくとも70万年にわたってメキシコ湾が半閉鎖的な海洋環境を形成し、クレーター直下で発生した熱水活動の影響を...
キーワード:産学連携/海洋/海洋科学/環境変動/オスミウム同位体/古生物学/堆積物/大陸地殻/地球化学/同位体/熱水活動/白亜紀/白金族元素/小惑星/同位体比/惑星/栄養塩/海洋環境/リン酸/生態系/生物生産/オスミウム
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学