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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:九州大学における「内部構造」 に関係する研究一覧:7
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発表日:2026年5月3日
1
量子のだるま落としで原子核を探るプロジェクトから初成果
-炭素、酸素原子核に重陽子クラスターを発見- 理学研究院 緒方 一介 教授
理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター核反応研究部の上坂友洋部長、久保田悠樹研究員、京都大学大学院理学研究科の銭廣十三准教授、辻崚太郎大学院生(研究当時)、大阪大学核物理研究センターの田中純貴助教、九州大学大学院理学研究院の緒方一介教授らの国際共同研究グループは、炭素12および酸素16という原子核の中に、陽子1個と中性子1個のペアが固まりになった重陽子クラスター[1]が、従来考えられていた以上に高い確率で存在することを発見しました。原子核の内部では陽子と中性子がバラバラで一様に配置された液滴のような構造と考えられてきましたが、その一方、小さな固まり(クラスター)が存在する可能...
キーワード:陽子ビーム/原子核/高エネルギー/陽子/ヘリウム/ヘリウム3/加速器/中性子/同位体/内部構造/分子構造/持続可能/持続可能な開発/核生成/トリチウム/トンネル/トンネル効果/リチウム
他の関係分野:複合領域数物系科学化学工学
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発表日:2026年1月23日
2
高校生はコロナ禍で抑うつになりにくくなっていた?
~心の変化を“地形図”で可視化、集団傾向を数理的に解析~ マス・フォア・インダストリ研究所 岩見 真吾 客員教授
名古屋大学大学院理学研究科の岩見 真吾 教授(兼 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 客員教授)・立松 大機 日本学術振興会特別研究員DC1(受入機関:名古屋大学)の研究グループは、東京大学大学院医学系研究科の小池 進介 教授(兼:東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)連携研究者)らとの共同研究により、東京ティーンコホート注5)の参加者84人の高校生を対象に毎月行われた抑うつに関するWEBアンケートのうち、コロナ禍前およびコロナ禍中のデータを、エネルギー地形解析を用いて解析しました。その結果、先行研究注6)と同様、本コホートの高校生集団全体として...
キーワード:無作為抽出/インテリジェンス/内部構造/行動特性/コロナ禍/持続可能/持続可能な開発/アンケート調査/シミュレーション/動特性/脳発達/生態学/精神医学/パンデミック/感染症対策/眼球運動/思春期/MRI/神経科学/うつ/うつ病/コホート/感染症/新型コロナウイルス感染症/精神疾患/放射線/抑うつ
他の関係分野:情報学数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年8月9日
3
300℃で世界最高のプロトン伝導率を有する安定酸化物を開発
~大型トラックなど固体酸化物形燃料電池の多用途化を推進~ エネルギー研究教育機構 山崎 仁丈 教授
SOFCは、高効率かつ高耐久な燃料電池の1つです。水素を燃料とし、発電時に二酸化炭素を排出しない発電デバイスであり、水素エネルギー社会実現に向けた中核技術として注目されています。しかし、発電の動作温度は700~800℃と高く、高価な耐熱材料の使用による材料コストが課題となっています。もし300℃程度の中温度域で発電できれば、より安価な耐熱材料の使用によるコスト削減が期待されますが、この温度域で十分な性能を持つ電解質材料はこれまで見つかっていませんでした。九州大学エネルギー研究教育機構・工学府材料工学専攻の山崎仁丈教授の研究グループは、スズ酸バリウム(BaSnO3)とチタン酸バリウム...
キーワード:機械学習/分子動力学シミュレーション/計算機シミュレーション/内部構造/プロトン伝導/水素エネルギー/固体酸/持続可能/温度依存性/持続可能な開発/SOFC/チタン/チタン酸バリウム/原子配列/固体酸化物形燃料電池/耐熱材料/電池/燃料電池/シミュレーション/トラップ/ナノスケール/酸化物/第一原理/第一原理計算/電解質/電子ビーム/電子顕微鏡/動力学/二酸化炭素/分子動力学/量子力学/エネルギー変換/プロトン
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年6月14日
4
生命がもつ時計の「0.1ナノメートルの針」が動く瞬間
―時計タンパク質 KaiC のリン酸化反応メカニズムの解明― 先導物質化学研究所 森 俊文 准教授
自然科学研究機構分子科学研究所の古池美彦助教、尾上靖宏研究員、斉藤真司教授、秋山修志教授、九州大学先導物質化学研究所の森俊文准教授らの研究グループは、生物が体内で時間を計る仕組みである「体内時計」では、「時計の針」を動かすかのように化学反応の進み具合を調節するタンパク質のメカニズムが働いていることを解明しました。本研究は、「タンパク質に秘められた、化学反応をあえて止めたりタイミングを見計らって進めたりする仕組み」を解明する学問的意義が極めて高い研究成果です。本研究は、米国科学アカデミーが発行する国際学術誌「PNAS Nexus」に、2025年4月28日に掲載されました。研...
キーワード:バクテリア/内部構造/X線結晶構造解析/シアノバクテリア/結晶構造解析/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/ナノメートル/動力学/分子シミュレーション/分子動力学/量子力学/X線結晶構造/リン酸/結晶構造/アルギニン/体内時計/脱リン酸化/アミノ酸/イミン/グルタミン酸/酸化反応
他の関係分野:数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年5月16日
5
新しい「核分裂」の発見! 99番元素アインスタイニウムが導く元素の世界
― 超重元素の存在限界と宇宙での元素合成の理解へ ― 理学研究院 坂口 聡志 教授
原子核の核分裂は、原子力エネルギー利用を支える基本的な現象であり、また基礎科学においては超重元素の存在限界を決め、天体において、鉄より重い元素が作られる核反応過程に影響を与えるなど、重要な現象です。そのため、核分裂は原子力エネルギー利用と科学的重要性から80年以上研究されています。原子核を「電荷を帯びた液滴」と考える古典モデル(液滴模型)では、核分裂によって2つの等しい質量の核分裂片が生成します。一方、原子核の中では、中性子や陽子の運動に由来する殻構造のため、原子核は大小2つの質量の異なる核分裂片に分裂する経路(モード[1])が発達していることがウラン(236U)などで知られていま...
キーワード:原子核/高エネルギー/中性子過剰核/陽子/ヘリウム/加速器/中性子/同位体/内部構造/元素合成/エネルギー利用/高電圧/イオンビーム/ウラン/核分裂/原子力/原子力エネルギー/原子炉
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年4月30日
6
雲を構成する水と氷の比率が北極温暖化に影響するメカニズムを解明
〜温暖化予測・異常気象予測の高精度化に期待〜 総合理工学府修士課程1年 / 応用力学研究所 中西 萌々花 氏 / 道端 拓朗 准教授
全球平均の温暖化のペースと比較して、北極域は3〜4倍の速さで温暖化が進行しています。北極気候は中緯度の異常気象の発生にも密接に関わっているため正確な温暖化予測が必要となりますが、数値気候モデル※1によるシミュレーションでは北極温暖化のペースを過小評価する系統誤差が存在します。その原因として複数の要因が挙げられていますが、正確な理解には至っていませんでした。九州大学大学院総合理工学府修士課程1年の中西萌々花氏ならびに九州大学応用力学研究所の道端拓朗准教授は、北極温暖化の過小評価バイアスの原因の一つに、雲の内部構造の再現性が大きく関連している可能性を指摘しました。...
キーワード:極域/地球温暖化/異常気象/温室効果/気候モデル/内部構造/衛星/衛星観測/太陽/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/フィードバック/相変化/電磁波/温暖化
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年3月11日
7
次世代電池の内部挙動シミュレーターの開発に成功
~体積膨張が激しい高容量電池の長寿命化・早期実用化に貢献~
電気自動車や再生可能エネルギーの全世界的な利用普及には、高性能・安全・長寿命な電池の開発が必要不可欠です。全固体電池は、液体の電解質を用いないため、液漏れや発火のリスクがなく、容量も大きく、次世代電池として期待されています。しかしながら、電気を蓄える活物質が充電時に体積膨張を起こしてしまうため(シリコンの場合で最大300%)、性能低下が起きやすく、寿命が短いという課題があります。また、粒子の膨張と収縮に伴い、電池内部の構造が劇的に変化し続けてしまうため、どのように性能が低下していくのか、どうすれば寿命が延ばせるのかが、十分にわかっていませんでした。今回、全固体電池の内部機構を解明す...
キーワード:産学連携/再生可能エネルギー/内部構造/全固体電池/電気化学反応/カーボンニュートラル/持続可能/持続可能な開発/電池/カーボン/シミュレーション/シミュレータ/シリコン/自動車/長寿命化/電解質/電気化学/電気自動車/寿命/構造変化
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学