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研究キーワード:京都大学における「認知機能」 に関係する研究一覧:4件
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発表日:2026年6月9日
1
認知症の人における入院加療がその後の死亡率と医療費に与える因果効果を検証
―丁寧な入院判断が重要―
池洲諒 医学研究科特定助教と米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究グループは、米国の公的医療保険(メディケア)の全国データを用いて、認知症の人における入院加療が、その後の死亡率と医療費に与える因果効果を検証しました。 認知症の人は救急外来受診や入院加療を経験する頻度が高く、「入院させるべきかどうか」は重要な判断です。認知症の人は、不慣れな入院環境により合併症が起きやすく、入院によって身体・認知機能が低下する可能性があると指摘されてきました。従来の研究では、入院を経験した認知症の人は、入院しなかった人に比べてその後の経過が良くないこと(死亡率が高い、など)が示されてきまし...
キーワード:因果効果/合併症/死亡率/医療費/在宅医療/認知機能/認知症
他の関係分野:情報学
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発表日:2026年4月22日
2
サルの好奇心:「ほどよく不確実」な刺激を自ら探索する
―飼育動物向けビデオゲーム開発にもつながる知見―
ビデオゲームは単なる娯楽にとどまらず、認知機能のトレーニングや生活の質(QOL)の向上にも役立つものとして注目されています。実験室や動物園で飼育されている動物、さらにはネコやイヌなどのペットが、好奇心をもって積極的に取り組めるビデオゲーム課題を開発できれば、生活環境の改善などを通じて、動物福祉への貢献が期待されます。 壹岐朔巳 白眉センター/ヒト行動進化研究所特定助教、服部裕子 ヒト行動進化研究所助教、足立幾磨 同准教授、岩沖晴彦 量子科学技術研究開発機構研究員の研究チームは、タッチパネル上で行われる「かくれんぼ型ゲーム課題」を用いて、サルの好奇心を引き出す刺激の特徴を調べました。この...
キーワード:ゲーム/ノイズ/動物福祉/トレーニング/生活の質/認知機能
他の関係分野:情報学数物系科学農学
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発表日:2025年12月10日
3
「引退」は脳に良い?機械学習で解明した認知機能へのプラス効果と個人差
―女性や高学歴・高所得、運動習慣がある人などで特に改善効果大―
仕事からの引退が高齢者の認知機能に与える影響は、個人差が大きいと考えられます。 井上浩輔 医学研究科教授は、佐藤豪竜 慶應義塾大学専任講師、野口晴子 早稲田大学教授とともに、欧米19か国の50~80歳の7,432名を対象に、引退と認知機能の関係を、機械学習モデルを使って解析しました。 分析の結果、引退した人は、働き続けている人に比べて平均して1.3語多く単語を記憶しており、引退に認知機能を維持・改善する効果があることが明らかになりました。特に、女性、高学歴・高資産、健康状態の良好な人、引退前に運動習慣があった人ほど、引退による認知機能への効果が大きいことも明らかになりました...
キーワード:機械学習/運動習慣/健康格差/高齢者/認知機能
他の関係分野:情報学複合領域
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発表日:2025年6月30日
4
継続は力:高齢期に始めた楽器練習の効果
―4年の追跡研究で見えた脳・認知機能維持―
積山薫 総合生存学館教授(現:野生動物研究センター特任教授)、 王雪妍 同博士課程学生(現:中国・電子科技大学研究員)らのグループは、高齢期(平均年齢73歳)に始めた楽器練習を継続することが、4年後の認知機能、脳構造、脳機能の加齢による低下を防ぐことを示しました。 本研究グループは、健常高齢者が初心者として4か月の楽器練習に取り組むことで認知・脳機能が向上する、という介入研究の結果を2020年に発表していました。今回の研究では、最初の介入研究終了から3年以上経過した時点でこれらの参加者を再招集し、楽器練習を継続していた「継続群」と他の趣味に移行した「中止群」を比較しました。その結果、...
キーワード:ワーキングメモリ/メモリ/小脳/心臓/脳機能/加齢/高齢者/認知機能
他の関係分野:情報学工学総合生物
京都大学 研究シーズ