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京都大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:京都大学における「浸潤」 に関係する研究一覧:5
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発表日:2026年7月8日
1
肺がん脳転移の「免疫の壁」を併用免疫療法が乗り越える可能性
―脳転移の免疫抑制環境と免疫療法の作用を解明―
京都大学大学院医学研究科 呼吸器内科学 細谷和貴医員(研究当時、現:同客員研究員/洛和会音羽病院 呼吸器内科 医員)、小笹裕晃講師、平井豊博教授らの研究グループは、名古屋大学大学院医学系研究科 分子細胞学 和氣弘明教授(兼:生理学研究所教授)らと共同で、非小細胞肺がん脳転移の免疫環境と免疫療法の効果を解析しました。抗PD-1抗体は非小細胞肺がんの標準治療の一つですが、脳転移では効果が限られることが報告されていました。本研究では、臨床情報、手術検体、マウス脳転移モデル、単一細胞RNAシーケンスなどを組み合わせて解析しました。その結果、脳転移巣ではCD8陽性T細胞や三次リンパ様構造が少なく、免疫が...
キーワード:構造形成/一細胞/CD8/小細胞肺がん/PD-1/マウスモデル/浸潤/微小環境/免疫抑制/免疫療法/RNA/T細胞/マウス/非小細胞肺がん/免疫細胞/がん患者/抗体/手術/生理学/肺がん
他の関係分野:化学総合生物農学
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発表日:2026年5月18日
2
細胞集団移動を制御する接着因子動態
―ZO-1の動的局在変化を発見―
青木一洋 生命科学研究科教授、平野咲雪 同助教、近藤洋平 同特定准教授(現:名古屋大学特任准教授)、北島旦之 同修士課程学生らの研究グループは、上皮細胞が集団で移動するとき、細胞どうしをつなぐタンパク質ZO-1が、細胞の底面にある接着構造「ポドソーム」へ一時的に移動することを明らかにしました。発生、傷の修復、がんの浸潤では、多数の細胞が足並みをそろえて動く必要がありますが、その仕組みには不明な点が残されていました。本研究では、蛍光イメージングや細胞移動実験を用いて、ERKという細胞内シグナル活性化の波がZO-1の移動を促し、ポドソームでの力の発生や細胞外基質の分解、浸潤的な移動を高めることを示...
キーワード:生体内/細胞間接着/接着因子/光イメージング/細胞内シグナル/浸潤/組織形成/細胞外基質/蛍光イメージング/細胞移動/上皮細胞
他の関係分野:総合生物
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発表日:2026年5月14日
3
iPS細胞由来CAR導入キラーT細胞による固形がん動物モデルの治療効果を高めるサイトカインの組み合わせを発見
―固形がん治療に向けた次世代型iCAR-T細胞の開発―
iPS細胞から作製したCAR-T細胞に、2種類のサイトカイン(IL-15, IL-21)を同時に発現させることで、固形がん克服を目指した次世代型iCAR-T細胞を作製した。作製した細胞は、動物モデルにおいて、固形がんの塊(腫瘍)へ入り込み、長期間生存し、腫瘍の増大を抑え、個体の生存率を高め、その結果、従来のiCAR-T細胞を上回る治療効果を発揮した。IL-15とIL-21の相乗効果により、STAT1の活性化(リン酸化)を介して、CXCR3の発現が促進され、固形がんへの遊走能を強力に向上させる新たな仕組み...
キーワード:アンテナ/メモリ/センサー/モーター/遺伝子改変/リン酸/CD8/キメラ/遺伝子操作/抗原受容体/CAR-T細胞療法/JAK/STAT/プロモーター/メモリーT細胞/免疫沈降/免疫沈降法/免疫不全/iPS細胞/TNFα/がん免疫/クロマチン/ベクター/レトロウイルス/細胞株/細胞遊走/浸潤/染色体/動物モデル/発現解析/腹膜播種/免疫不全マウス/卵巣/臨床応用/リンパ球/T細胞受容体/ゲノム編集/免疫療法/B細胞/RNA/Stat3/STAT5/TNF/T細胞/ウイルスベクター/がん細胞/がん治療/ケモカイン/マウス/炎症性サイトカイン/共培養/血液/抗原/抗腫瘍効果/再生医療/細胞治療/細胞培養/細胞療法/受容体/転写因子/免疫細胞/臨床試験/ウイルス/がん患者/ゲノム/サイトカイン/トランスボーダー/ヒトiPS細胞/遺伝子/遺伝子発現/抗体/手術/薬物動態
他の関係分野:情報学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月24日
4
自己免疫性関節炎における炎症性T細胞の病原性機能獲得メカニズムを解明
炎症性T細胞は、関節炎の慢性化に重要な役割を果たします。しかし、炎症関節におけるT細胞の機能的多様性や病原性を獲得する仕組みは十分に解明されていませんでした。 竹内悠介 医生物学研究所特定研究員、渡邊仁美 同助教、近藤玄 同教授、廣田圭司 同准教授らの研究グループは、T細胞依存的に慢性的な関節炎を発症する疾患モデルマウスを用い、シングルセルRNAおよびT細胞受容体(TCR)シーケンス解析により、関節に浸潤する炎症性T細胞の分化過程と炎症を悪化させる機能について包括的に検討しました。その結果、関節に浸潤するT細胞が幹細胞様状態から病原性状態へと段階的に分化するために必要な転写因子を同定し...
キーワード:病原性/TCR/関節/関節炎/治療標的/浸潤/T細胞受容体/モデルマウス/病態解明/分化制御/RNA/T細胞/マウス/リウマチ/幹細胞/関節リウマチ/細胞分化/自己免疫/自己免疫疾患/疾患モデルマウス/受容体/転写因子/疾患モデル
他の関係分野:農学
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発表日:2026年1月23日
5
PGE₂による新たながん免疫抑制機構の解明
―PGE₂は腫瘍内Tregに特徴的な表現型を獲得させる―
制御性T細胞(Treg)は、自己免疫疾患などの過剰な免疫反応を抑制し免疫系のバランスを維持するものですが、一方、がんでは、腫瘍組織に強く集積し、抗腫瘍免疫を抑制してがんの進展を促進します。この腫瘍に浸潤したTreg(Tumor Infiltrating Treg: TI-Treg)は、活性化を起こす分子を多様に発現し免疫を強く抑制するのが特徴です。この腫瘍に浸潤したTregに特徴的な表現型(TI-Treg Phenotype)は、ヒトの様々ながんでステージによらず見られ、マウスなどの実験的腫瘍でも観察されることから、腫瘍微小環境にはがんの種類を超えて共通のTreg活性化メカニズムが存在すると考...
キーワード:免疫系/がん免疫/抗腫瘍免疫/浸潤/微小環境/免疫抑制/腫瘍微小環境/免疫療法/T細胞/プロスタグランジン/マウス/自己免疫/自己免疫疾患/腫瘍免疫/受容体/制御性T細胞/生理活性/生理活性脂質/臨床試験/環境因子/脂質
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