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研究キーワード:京都大学における「新規治療法」 に関係する研究一覧:8件
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発表日:2026年3月26日
1
関節マクロファージの炎症惹起機構を解明
―関節リウマチの新たな治療法開発に期待―
向山宙希 医生物学研究所研究員、渡邊仁美 同助教、近藤玄 同教授、廣田圭司 同准教授らの研究グループは、自己免疫性関節炎において慢性的な炎症と痛みを引き起こす新たな仕組みを解明しました。 関節リウマチは免疫細胞が炎症を誘導し関節の痛みや腫れを引き起こす疾患です。マクロファージが炎症に重要であることは知られていましたが、どのように制御されているかはわかっていませんでした。 本研究グループは関節炎モデルマウスを用いて、骨髄から移動してきた炎症性単球が関節内で「炎症」と「痛み」を担う、機能の異なる集団へ分化することを突き止めました。この分化を制御するのが顆粒球マクロファージコロニー刺...
キーワード:病原性/新規治療法/顆粒球マクロファージコロニー刺激因子/GM-CSF/関節/関節炎/モデルマウス/骨髄/ファージ/マウス/マクロファージ/リウマチ/関節リウマチ/血液/自己免疫/慢性炎症/免疫細胞
他の関係分野:農学
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発表日:2026年3月18日
2
肺高血圧症の新規発症・進展メカニズムの解明
―新規治療法の開発につながる可能性―
昨今の治療法の進歩にも関わらずいまだ予後不良の希少難病である肺動脈性肺高血圧症(PAH)は、その病態解明に基づく新規治療薬の開発が切望されています。 このたび、尾野亘 医学研究科教授、中川靖章 同助教(現:医学研究所北野病院健康管理センター部長)、柳澤洋 同博士課程学生(現:同研究生)らと桑原宏一郎 信州大学教授らの研究グループは、岡山大学、京都医療センターとの共同研究により、血管内皮から分泌される局所ホルモンであるC型ナトリウム利尿ペプチド(CNP)が同じく血管内皮に発現する受容体であるguanylyl cyclase-B(GC-B)に働くことで、肺高血圧の進展を抑制していること、肺...
キーワード:細胞モデル/ナトリウム/新規治療法/肺高血圧/ナトリウム利尿ペプチド/血管内皮/ホルモン/健康管理/病態解明/モデル動物/受容体/遺伝子/遺伝子発現/血圧/高血圧/難病/肺高血圧症
他の関係分野:農学
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発表日:2025年12月26日
3
老化細胞除去の新規治療法開発に成功
―加齢性疾患への実用化に期待―
近藤祥司 医学研究科准教授、三河拓己 同研究員、亀田雅博 同特定助教らの研究グループは、新規の老化細胞除去(セノリシス)による個体老化の症状改善を見出しました。個体老化における組織機能低下は、「レジリエンス(回復力、しなやかな弾性)」の低下が原因と考えられます。個体老化と共に蓄積する「老化細胞」は、若い細胞より死ににくく、炎症性サイトカインを放出し、「レジリエンス」を低下させます。「レジリエンス」回復の方法として、老化細胞除去「セノリシス」が、注目されています。近藤准教授らは、老化細胞では、解糖系酵素PGAMとシグナル伝達キナーゼChk1の異常なタンパク結合亢進により、解糖系代謝亢進し、老化細...
キーワード:レジリエンス/Chk1/新規治療法/老化細胞/解糖系/肺線維症/アポトーシス/キナーゼ/炎症性サイトカイン/細胞死/慢性炎症/サイトカイン/加齢/老化
他の関係分野:複合領域
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発表日:2025年10月28日
4
移植後TMAにNarsoplimabが有効
―移植後TMAに対する新規治療薬の有効性を国際共同研究で明らかに―
移植後血栓性微小血管障害症(TMA)は、同種造血幹細胞移植後に起こる、稀ではありますが致死的な合併症の一つです。従来は病態に即した特異的かつ有効な治療はなく、支持療法が治療の主体であり、新規治療法の開発が待たれていました。近年、移植後TMAの病態の解明が進み、補体経路の活性化が移植後TMAの病態の中心をなすことが明らかになってきました。米国のOmeros社(Omeros Corporation)は、補体レクチン経路のエフェクター酵素であるMASP-2を阻害するモノクローナル抗体であるnarsoplimabを開発、Alessandro Rambaldi イタリア・ミラノ大学(Unive...
キーワード:レジストリ/血栓/新規治療法/幹細胞移植/血管障害/合併症/モノクローナル抗体/細胞移植/造血幹細胞/レクチン/幹細胞/抗体/造血/造血幹細胞移植
他の関係分野:
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発表日:2025年9月29日
5
善玉コレステロール(HDL)が産生される過程を 可視化することに世界で初めて成功
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の2拠点、①京都大学アイセムス(高等研究院 物質―細胞統合システム拠点)の植田和光特定拠点教授、小段篤史特定准教授らの研究グループと、②金沢大学ナノ生命科学研究所の古寺哲幸教授のグループは、高速原子間力顕微鏡(高速AFM)を用いて、ABCA1が新生HDLを形成する過程を可視化することに世界で初めて成功しました。 新生HDLは、数百分子のコレステロールとリン脂質の周りに2~4分子のアポリポタンパク質A-I(アポA-I)が巻き付いた構造をした円盤状粒子で、細胞膜上のタンパク質ABCA1の働きによって形成されます。次に新生HDL...
キーワード:高速AFM/AFM/原子間力顕微鏡/統合システム/高速原子間力顕微鏡/細胞膜/新規治療法/ATP/リポタンパク質/リン脂質/コレステロール/脂質/脂質異常症
他の関係分野:化学工学
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発表日:2025年6月3日
6
膵癌悪性化の分子機構解明
―PBRM1はVimentin発現制御を介して膵癌の分化度、転移能を制御する―
膵癌は早期発見が難しく、転移しやすい難治性癌です。河相宗矩 医学研究科医員、福田晃久 同准教授、妹尾浩 同教授らの研究グループは、膵癌悪性化の分子機構の一端を明らかにしました。 膵癌は、病理的分化度が高く化学療法がまだ比較的効きやすいタイプと、分化度が低く化学療法が非常に効きにくい悪性度の高いタイプに大きく分けられますが、これまでその分子機序については十分に分かっていませんでした。今回、クロマチンリモデリング因子の一つであるPBRM1の発現が低い膵癌は、病理学的に低分化癌・未分化癌、腺扁平上皮癌が多く、予後不良であり、悪性度の高いBasal/Squamousタイプの遺伝子発現プロファ...
キーワード:プロファイル/悪性化/モデリング/抵抗性/接着因子/クロマチンリモデリング/新規治療法/クロマチン/マウスモデル/悪性度/遺伝子発現プロファイル/細胞接着因子/病理/病理学/臨床応用/分子機構/リモデリング/マウス/細胞接着/阻害剤/発現制御/遺伝子/遺伝子発現/化学療法/早期発見
他の関係分野:情報学生物学工学農学
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発表日:2025年5月28日
7
iPS細胞由来間葉系幹細胞によるACVR2B
-Fc送達とラパマイシンの併用による進行性骨化性線維異形成症に対する新規治療戦略の開発
研究チームはこれまでの研究で、FOP注1)の異所性骨形成に対してmTORシグナル阻害剤ラパマイシン注2)が進行抑制効果を持つこと、および骨形成タンパク質阻害物質ACVR2B-Fc注3)をiMSC注4)に搭載することで効率的に標的組織へ届ける方法を開発していました。今回、ACVR2B-Fc搭載iMSCとラパマイシンを併用することで、FOPの異所性骨化の進行抑制効果が高まることを動物モデルで確認しました。併用療法が外科的...
キーワード:結合組織/融合タンパク質/新規治療法/iPS細胞/炎症反応/動物モデル/免疫抑制/臨床応用/筋肉/脂肪細胞/BMP/モデルマウス/間葉系幹細胞/骨疾患/軟骨/マウス/遺伝子治療/幹細胞/間質細胞/血液/骨形成/再生医療/受容体/阻害剤/免疫抑制剤/遺伝子/抗体/手術/難病
他の関係分野:生物学総合生物
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発表日:2025年4月30日
8
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功
―組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素―
ライソゾーム病はライソゾーム酵素の遺伝的欠損を原因とする疾患群です。一部のライソゾーム病に対しては、哺乳類細胞株で産生した組換えヒト酵素を静脈内投与する酵素補充療法が臨床応用されています。しかしながら、組換えライソゾーム酵素を大量に生産する必要があるため、より低コストかつ安全な生産系が求められています。 大石高生 ヒト行動進化研究センター准教授、篠田知果 徳島大学博士前期課程学生(研究当時)、伊藤孝司 同名誉教授、北風圭介 川崎医科大学助教らの研究グループは、農業・食品産業技術総合研究機構、国立医薬品食品衛生研究所、株式会社伏見製薬所、金沢大学、兵庫県立大学、自然科学研究機構、岐阜大...
キーワード:クラウド/遺伝性疾患/霊長類/哺乳類/カイコ/食品産業/新規治療法/細胞株/臨床応用/遺伝子治療/遺伝子/疾患モデル
他の関係分野:情報学生物学農学
京都大学 研究シーズ