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研究キーワード:名古屋大学における「物質科学」 に関係する研究一覧:11件
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発表日:2026年4月10日
1
沈み込み帯誕生時の地殻形成プロセスを示す岩石・地球物理学的証拠を発見
―海底下の「2つの地殻」を可視化―
・伊豆・小笠原海溝で掘削された岩石の物理特性を調べた結果、沈み込み帯誕生直後の海底拡大によってできた岩石と、拡大終結後の火山活動でできた岩石とでは、割れ目の多さと地震波速度※1が大きく異なることを突き止めた。・岩石の物理特性をもとに海底下の地震波速度構造※2を読み解くことで、地殻の中に「初期にできた地殻」と「後からできた地殻」が重なって分布していることを初めて示した。・岩石試料の物理特性と地震波速度構造を結びつける新しい手法により、海底の広域的な内部構造を推定できるようになったことは、過去の掘削コア試料や観測データから沈み込み...
キーワード:先端技術/極地/海洋/海洋科学/環境変動/地下構造/数理科学/物質科学/IODP/テクトニクス/プレートテクトニクス/マグマ/火山活動/火山岩/地球深部/地球内部/地球内部構造/地震波/地震波速度/地震波速度構造/沈み込み/沈み込み帯/内部構造/日本列島/深海底/地球環境/地球環境変動
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年4月8日
2
国産高解像度宇宙X線望遠鏡の開発に成功
~天文学×放射光科学の融合で「激動の宇宙」を視る~
・天文学分野と放射光科学分野の技術を融合し、国産の高解像度宇宙X線望遠鏡注1)の開発と性能実証に成功した。・大型放射光施設SPring-8注2)の約1km長尺ビームラインを活用し、高輝度かつ見かけ上ほぼ点光源となるX線評価システムHBX-KLAEES注3)を構築した。・性能評価の結果、FWHM注4) 0.7秒角注5)、HPD注6) 14秒角という高い解像度を達成した。・開発した望遠鏡は太陽フレア観測ロケットFOXSI-4に搭載さ...
キーワード:太陽フレア/物質科学/SPring-8/放射光/X線天文学/衛星/太陽/天文学/望遠鏡/惑星/惑星探査/ロケット/小型衛星/性能評価/超小型衛星
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年12月24日
3
二重の円偏光発光を示すキラルホウ素分子を開発
~環境応答性発光に基づく先端光技術の創出に期待~
・ホウ素を含む非対称な多環芳香族炭化水素 (PAH)に、分子内ホウ素-酸素配位結合注1)部位を導入することで、中心不斉注2)を有するキラルホウ素π共役分子を創出した。・励起状態注3)でこの配位結合が解離することで、炭素-ホウ素結合に沿った軸不斉注4)を有する三配位ホウ素注5)π電子系へと変換されることを見出した。・この変化に伴い、高い量子収率や、深赤色領域での発光を伴った二重の円偏光発光が得られることを見出した。・酸素配位結合部位としてホスフ...
キーワード:3Dディスプレイ/先端技術/多環芳香族炭化水素/物質科学/磁場/共役分子/芳香族/励起状態/円偏光発光/キラル/ディスプレイ/ホスフィン/芳香族炭化水素/円偏光/配位結合/有機分子/光励起/電子状態/センシング/水素原子/環境応答性/ホウ素/環境応答/炭化水素/分子設計
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2025年11月27日
4
多様な元素置換が可能な歪んだ三角格子反強磁性体を開発
――「複合アニオン化合物」で磁性の一次元化の謎に迫る――
・レニウム原子が異方的三角形格子のネットワークを持つ全7種類の新物質群の開発に成功。・フラストレーションを利用した磁性の一次元化機構によって朝永(ともなが)-ラッティンジャー液体状態を実現。・複合アニオン化合物において、元素置換により磁性を自在に制御するための物質開発指針を与える。 東京大学物性研究所の厳正輝助教、小濱芳允准教授、河村光晶助教(研究当時)、廣井善二教授、名古屋大学大学院工学研究科の平井大悟郎准教授、矢島健准教授、東北大学大学院理学研究科の森田克洋助教、同大学多元物質科学研究所の那波和宏准教授、佐藤卓教授、高エネルギー加速器...
キーワード:スピン液体/フラストレーション/高エネルギー/三角格子/三角格子反強磁性体/磁気相転移/中性子散乱/反強磁性/反強磁性体/物質科学/揺らぎ/J-PARC/ハロゲン/加速器/相転移/中性子/スペクトル/アニオン/磁性体/レニウム/複合アニオン/新物質/強磁性/強磁性体/スピン/極低温/原子力/酸化物/結晶構造
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年11月19日
5
132億年前の銀河に超高温の星間塵
~天の川の5倍の熱さ 猛烈な星形成で加熱~
・132億年前(宇宙誕生から6億年)の遠方銀河「Y1」は、観測史上最遠方の星間塵の検出例です。アルマ望遠鏡による観測から、塵の温度が絶対温度90ケルビン(摂氏マイナス180度)と測定され、他の遠方銀河より2〜3倍、天の川銀河より5倍も高温であることが判明しました。・銀河Y1では、天の川銀河の約180倍もの速さで星が形成されており、このような急速な星形成の結果、塵の温度が異常に加熱されている可能性が示されました。・この発見は、銀河の元素進化や星間塵の蓄積過程という長年の謎を解く手がかりとなります。 宇宙誕生からわずか6億年後に存在した銀河「Y1...
キーワード:物質科学/宇宙科学/銀河/初期宇宙/星間塵/星形成/電波望遠鏡/望遠鏡/惑星/マイクロ/微粒子
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年10月27日
6
全固体リチウム硫黄電池の内部反応を高解像度で可視化する手法を確立
―高速充放電とサイクル安定性を阻害する因子を解明―
・放射光X線コンピュータ断層撮影(CT)を用いて、全固体リチウム硫黄電池(SSLSB)の正極内部における充放電反応の空間分布を、高い空間分解能で可視化する手法を確立しました。・正極全体にリチウムイオンを行き渡らせる電極スケールでのイオン輸送の遅さが、高速充放電と安定した充放電サイクルの両方を制限していることを明らかにしました。・本手法により、電池内部で実際に何が起きているかを直接捉えることが可能になり、SSLSBを含む様々な電池系の電極設計の最適化に貢献することが期待されます。全固体リチウム硫黄電池(SolidState...
キーワード:最適化/空間分布/物質科学/SPring-8/内部構造/放射光/放射光X線/イオン輸送/固体電解質/電池/マイクロ/リチウム/電解質/分解能/空間分解能/computed tomography/ナノテクノロジー/バイオテクノロジー
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学
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発表日:2025年10月13日
7
細胞内の脂質代謝を可視化する蛍光プローブを開発
~脂肪滴の動態解析により疾患理解、診断・治療法開発に貢献~
・脂肪滴注1)で脂質の加水分解が進行すると蛍光寿命が変化する蛍光プローブ(特定の物質や化学反応を蛍光として検知できる分子)を開発し、この特性を利用して脂質代謝を解析する新たな技術を確立した。・肝臓がん細胞では、脂肪滴ごとに加水分解活性が不均一であることを見いだし、その違いは中性脂肪を分解する酵素(ATGL注2))に起因することを明らかにした。・脂肪滴選択的なオートファジー(リポファジー注3))は、加水分解が進行した脂肪滴に対して起こることを明らかにした。 名古屋大学トランスフォ...
キーワード:持続可能社会/蛍光寿命/物質科学/エステル/細胞内小器官/オルガネラ/加水分解/水分解/単分子膜/持続可能/環境問題/光プローブ/オートファゴソーム/マッピング/加水分解酵素/環境応答/リパーゼ/脂質代謝異常/光イメージング/ホルモン/肝臓がん/寿命/動態解析/不均一性/オートファジー/がん細胞/プローブ/リソソーム/リン脂質/蛍光イメージング/蛍光プローブ/脂肪酸/コレステロール/脂質/脂質代謝/糖尿病/動脈硬化
他の関係分野:環境学数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2025年7月16日
8
細胞内へのmRNA送達を促進する新規脂質を開発
~遺伝子発現の効率を向上、mRNA医薬開発に貢献~
・新規環状ジスルフィド脂質(CDL)によって脂質ナノ粒子(LNP)のmRNA送達効率を向上。・CDL-LNPが細胞内におけるエンドソーム注1)からのmRNA放出を効率化することをin vitro(細胞実験)で確認。・マウスを用いたin vivo実験において、CDL-LNPがmRNAの送達効率を向上させることを実証。・抗腫瘍免疫応答の誘導を確認。 名古屋大学大学院理学研究科の阿部 洋 教授、名古屋大学学際統合物質科学研究機構の木村 誠悟 特任助教らの研究グループは、従来の脂質ナノ粒子(LNP)が抱えるmRN...
キーワード:物質科学/スルフィド/エンドソーム/細胞内小器官/オルガネラ/ナノ粒子/リサイクル/抗腫瘍免疫/mRNA/in vitro/エンドサイトーシス/マウス/腫瘍免疫/免疫応答/遺伝子/遺伝子発現/脂質
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学
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発表日:2025年6月14日
9
ルイ・パスツールもきっと驚く!? 左右を選別するナノ光ピンセットによる キラル結晶化制御の可能性を示唆
・誘電体メタ表面でのキラルな光場の励振に伴い発生するキラル選択的な光学力が、キラル結晶の核形成に影響を及ぼす可能性が示唆されました。・フランスの細菌学者ルイ・パスツールがキラリティ科学を創出した経緯であるピンセットによるキラル結晶選別と類似した、光のピンセットによるキラルナノ結晶選別の可能性を示す成果です。 ◆詳細(プレスリリース本文)は...
キーワード:水溶液/対称性/物質科学/核形成/生命の起源/磁場/直線偏光/キラル/らせん構造/円偏光/表面プラズモン共鳴/対称性の破れ/ナノ結晶/ナノ構造体/プラズモン/金属ナノ構造/表面プラズモン/誘電体/光照射/光学特性/スピン/スピントロニクス/ナノ構造/ナノ粒子/屈折率/結晶化/微細加工/光ピンセット/微細加工技術/結晶構造/創薬/細菌
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2025年6月9日
10
ふりかけるだけで神経シナプスを可視化
迅速かつ簡便な標識方法開発、記憶解析や疾患研究に新たな道
・脳の記憶や学習に関わる“神経シナプス注1)”を簡便に可視化する化合物を開発。・AMPA受容体注2)を標的にすることでシナプスそのものの機能を“見る”ことが可能に。・高度な技術不要、「ふりかけるだけ」で10秒以内に標識が完了。脳の記憶解析や疾患研究に新たな道を拓く。 ◆詳細(プレスリリース本文)は...
キーワード:物質科学/グルタミン酸受容体/シナプス/AMPA受容体/細胞膜/可塑性/神経伝達物質/動態解析/アルツハイマー病/イオンチャネル/グルタミン酸/シナプス可塑性/プローブ/受容体/神経細胞/神経疾患/早期発見
他の関係分野:数物系科学総合生物
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発表日:2025年2月28日
11
太陽光と水で医薬品材料とグリーン水素を生成
~「人工光合成」による新たな有機物生産法の幕開け~
・有機物を原料とする有機合成のための人工光合成注1)という新しい分野を開拓した。・太陽光と水を活用して、医薬品の材料などの有用な有機化合物注2)の合成と、次世代の再生可能エネルギーでもあるグリーン水素注3)の生産を同時に実現した。・汚染有機物の分解や水の分解注4)を促す2種類の無機半導体光触媒注5)の相乗効果・協働作用によって「分解」ではなく、その逆の「合成」への転換を達成した。・持続可能なエネルギーと資源を利用した医農薬生産への貢献が期待される。...
キーワード:自由エネルギー/情報学/産学連携/光エネルギー/化学物質/再生可能エネルギー/物質科学/太陽/均一系触媒/酸化還元反応/光合成/太陽光/不均一系触媒/エネルギー貯蔵/人工光合成/水分解/半導体光触媒/持続可能/還元反応/光触媒/酸化還元/二酸化炭素/半導体/有機物/有機合成
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学
名古屋大学 研究シーズ