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研究キーワード:新潟大学における「歯学」 に関係する研究一覧:14件
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発表日:2025年10月27日
1
喘息などのアレルギー疾患が悪化するメカニズムを解明
-脂肪分解経路を標的とした新たなアレルギー治療薬の開発に向けて-
今回の研究の結果、抗原刺激で活性化したTh2細胞が、炎症組織で増加する特定の脂肪酸を「脂肪滴」として細胞内に燃料として蓄えること、その「脂肪滴」を脂肪分解酵素やオートファジー注2)機構によって少しずつ分解(燃焼)することで、病原性Th2細胞が誘導されることを突き止めました。喘息モデルマウスの炎症部位では、オレイン酸などの「脂肪酸」が顕著に増加していた(図中1)その脂肪酸を、活性化したTh2細胞が取り込んで「脂肪滴」に一時的に蓄積し、脂肪分解酵素ATGL注3)(図中2)や「ミクロリポファジー」注4)と呼ばれ...
キーワード:花粉/アレルゲン/病原性/寄生虫/好酸球/ヘルパーT細胞/モデルマウス/歯学/喘息/Th2/T細胞/オートファジー/マウス/リソソーム/抗原/脂肪酸/免疫細胞/アレルギー/サイトカイン
他の関係分野:農学
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発表日:2025年10月15日
2
水と空気から生成した消毒液を用いて歯周病の原因細菌を殺菌し毒素類も無効化
-本学大学院生らが報告-
空気中の酸素を濃縮し発生させたオゾンガスを,ナノ技術を用いて水中に超微粒子として分散させることで,歯周病の原因細菌に対して殺菌作用を発揮するオゾンナノ水を生成した。原材料が水と空気のみであり,使用後のオゾンは空気中で分解されて酸素に戻るため,オゾンナノ水は安全・安心・安価な消毒液としての将来性を有する。オゾンナノ水は歯周病原細菌を殺菌しただけでなく,その細菌が産生する複数種の毒素,それら毒素類を内包する細菌のベシクル(=マイクロカプセル)も分解した。歯科診療や介護施設などにおいて,診療器具や歯ブラシなどを安全・安心・安価に消毒する方法として,オゾンナノ水の実用...
キーワード:ベシクル/安全・安心/マイクロカプセル/オゾン/マイクロ/超微粒子/微粒子/微生物/歯学/歯周病/異分野融合/医師/感染症/細菌
他の関係分野:工学農学
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発表日:2025年10月5日
3
致死的な重症薬疹の候補治療薬を開発
-重症薬疹に特異的な細胞死を抑制する阻害剤を探索し、非臨床試験で有効性を明らかに-
SJS/TENは致死率の高い重篤な疾患であり、有効性の高い新規の治療薬の開発が必要です。過去に本研究グループは、病変部の皮膚の細胞でネクロプトーシスという種類の細胞死が起きていることを明らかにしました。ネクロプトーシスを抑制するSJS/TENの新規の治療薬を開発するために、20万以上の化合物を含む化合物ライブラリーから、ネクロプトーシス阻害剤を探索するスクリーニング方法を開発しました。SJS/TENのモデル細胞、モデルマウスを用いた実験において、この薬剤がネクロプトーシスを抑制することで、SJS/TENの治療に有効である可能性を示しました。用語説明...
キーワード:プログラム細胞死/モデルマウス/歯学/アポトーシス/スクリーニング/マウス/化合物ライブラリー/細胞死/阻害剤/臨床試験
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発表日:2025年9月29日
4
全身状態不良の小細胞肺がん患者における化学免疫複合療法の安全性と有効性を証明
日常生活活動度が低い進展型小細胞肺がん患者さんに対し、抗がん薬の用量を調整したうえで免疫チェックポイント阻害薬と併用する治療法について、その安全性と有効性を検証しました。導入療法を完了できた患者さんの割合および1年以上の生存期間を得られた患者さんの割合は、いずれも事前に想定されていた水準を上回る結果となりました。本研究により、全身状態が悪化した進展型小細胞肺がん患者さんにも、強度の高い初回薬物療法の選択肢が広がりました。用語説明(※1)・・・Performance Status(PS):日常生活活動度全身状態の指標の1つで、患...
キーワード:小細胞肺がん/悪性黒色腫/日常生活/歯学/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/免疫細胞/がん患者/胃がん/医師/感染症/乳がん/肺がん/薬物療法
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発表日:2025年9月10日
5
体内栄養状態を感知するmTORC1経路の活性制御機構を解明
-リソソーム膜上におけるTSC2の選択的脱リン酸化がmTORC1の活性を厳密に制御する-
愛媛大学先端研究院プロテオサイエンスセンター病理学部門中村貴紀助教、増本純也教授、澤崎達也教授の研究グループは、東京大学医科学研究所武川睦寛教授、大阪大学先端モダリティ・DDS研究センター岡田雅人特任教授、同数理・データ科学教育研究センター鈴木貴特任教授(常勤)、本学大学院医歯学総合研究科松本雅記教授、東京科学大学生命理工学院生命理工学系(神奈川県立がんセンター兼任)越川直彦教授らとの共同研究で、栄養シグナル伝達の中心的役割を担うタンパク質複合体mTORC1の活性制御機構を解明することに成功しました。mTORC1は、アミノ酸経路及びインスリン経路(AKT-TSC1/2-Rhe...
キーワード:GTPase/細胞内小器官/オルガネラ/タンパク質複合体/質量分析/酸化酵素/リン酸/ビオチン/細胞内シグナル/病理/病理学/分子機構/歯学/脱リン酸化/AKT/DDS/アミノ酸/インスリン/キナーゼ/タンパク質分解/リソソーム/リン酸化酵素/酸化反応/遺伝子/遺伝子変異/脂質/糖尿病/難病
他の関係分野:生物学総合理工農学
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発表日:2025年7月23日
6
タンパク尿発症の分子メカニズムを解明
-標的分子Cdc42を同定、新規タンパク尿治療薬開発に期待-
腎糸球体上皮細胞の「スリット膜」はタンパク尿(血液中のタンパク質が尿に漏れ出てしまっている状態)の発症を防ぐフィルターのような構造物です。このスリット膜が細胞外からの刺激を受けると、細胞内の「Cdc42」(細胞の形や方向性を制御する重要なタンパク質)の働きが活発になることを明らかにしました。Cdc42が過剰に働くことで、細胞内で異常なシグナル伝達が起こり、その結果、スリット膜の構造が崩壊し、タンパク尿が発症することを明らかにしました。Cdc42の機能制御による新規タンパク尿治療薬の開発が期待されます。用語説明腎糸球体...
キーワード:筋細胞/機能制御/生体内/細胞間接着/腎臓病/細胞内シグナル/糸球体/心筋/心筋細胞/スリット/歯学/血液/上皮細胞/神経細胞/腎臓
他の関係分野:生物学総合生物
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発表日:2025年7月17日
7
通常化学療法が無効な脳幹部神経膠腫において放射線化学療法が著効し聴力が改善する症例を確認
-治療感受性を遺伝子変異より予測-
新潟大学脳研究所脳神経外科学分野の岡田拓也医員、大石誠教授、同研究所腫瘍病態学分野の棗田学准教授らの研究グループは、同研究所病理学分野の柿田明美教授、清水宏准教授、同大学医学部耳鼻咽喉科学分野の堀井新教授らとの共同研究で、通常化学療法が無効で極めて予後不良である脳幹部神経膠腫(生命を維持する中枢である脳幹部にできる小児に多い神経膠腫)に対して、放射線化学療法により腫瘍の縮小とともに、症状であった聴力低下を改善させることに成功しました。小児に発生する脳幹部神経膠腫の多くはヒストンH3K27M遺伝子変異を有し、通常テモゾロミド(※1)が無効であることが知られていますが、本症例は成人例...
キーワード:磁気共鳴/アルキル化/スペクトロスコピー/ヒストン/脱水素/大脳/クエン酸/抵抗性/神経膠腫/脳神経外科/病理/病理学/放射線治療/膠芽腫/MRS/歯学/MRI/スクリーニング/代謝物/遺伝子/遺伝子変異/化学療法/小児/放射線
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2025年7月7日
8
リサイクル異常症という新たな疾患発症メカニズムー様々な合併症を伴う原因不明の小児難病の病態を解明ー
Ritscher-Schinzel症候群という小児希少難病の新規原因遺伝子を複数同定Ritscher-Schinzel症候群の発症メカニズムとしてエンドソームのリサイクル機能異常を同定リサイクル異常による様々な膜タンパク質の発現低下が合併症発症に関与していることを同定用語説明エンドソーム:細胞膜が陥入することで形成される小胞で、細胞外からの栄養物質の取り込みや、細胞膜蛋白のリサイクルなどの役割を担っています。エンドソームのリサイクル機能により、取り込まれた細胞膜蛋白の一部は再び細胞膜へと戻され、これによって細胞膜の恒常...
キーワード:エンドソーム/エジプト/リサイクル/ゲノム編集技術/細胞膜/合併症/ゲノム解析/ゲノム編集/歯学/モデル動物/膜タンパク質/ゲノム/遺伝子/小児/新生児/難病
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2025年5月22日
9
口腔細菌叢の乱れは腸内細菌叢の乱れー歯周病に罹患すると腸内細菌叢が乱れて全身に悪影響の恐れ
-
理化学研究所(理研)生命医科学研究センター粘膜システム研究チームの山崎和久客員主管研究員(本学名誉教授)、宮内栄治客員研究員(群馬大学生体調節研究所粘膜エコシステム制御分野准教授)、大野博司チームディレクターらの国際共同研究グループは、歯周病[1]以外に全身的な疾患のない患者と歯周病を含む全身的な疾患のない健康な対象者の唾液、ならびにふん便中の細菌叢(そう)を網羅的に解析し、歯周病患者では唾液中の細菌叢だけでなく腸内細菌叢にも乱れが生じていることを突き止めました。また、歯周病を治療することで唾液中の細菌叢だけでなく、腸内細菌叢も変化することを明らかにしました。...
キーワード:人工知能(AI)/システム制御/dysbiosis/外傷/歯学/歯周病/細菌/細菌叢/唾液/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年5月19日
10
歯周病の重症化機序を解明、治療薬候補も報告
SLPIはヒトの唾液や歯肉溝滲出液などに存在するタンパク質である。感染細菌を排除するヒトのタンパク質分解酵素(エラスターゼなど)が、誤ってヒト自身を傷害しないよう調節する働きがある。マウスを用いた歯周病モデル実験において、重症化した歯周病部位ではSLPIが遺伝子レベルでもタンパク質レベルでも減少していることを明らかにした。歯周病の重症化部位では、SLPIの減少に伴いエラスターゼが活性化し、自己組織を傷害して過剰な炎症を引き起こすことを明らかにした。SLPIの減少に伴い過剰な炎症が生じた歯周組織では、破骨細胞が活性化することで、骨が破壊される歯周病が進行し重症化...
キーワード:自己組織/モデルマウス/骨細胞/歯学/歯周病/タンパク質分解/マウス/破骨細胞/遺伝子/感染症/細菌/唾液
他の関係分野:化学
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発表日:2025年5月1日
11
心サルコイドーシスにおける脳扁桃体と心イベントの関連を同定
-今後の心臓治療のターゲットとして脳に期待-
心サルコイドーシス患者さんにおける心不全・致死性不整脈発生と脳扁桃体高活性の関連を明らかにした。FDG-PET による脳扁桃体の評価は撮像のタイミングに関係なく安定していた。本研究の結果は心サルコイドーシス患者さんの臨床経過を予測する上で有用である。【用語解説】1)サルコイドーシス全身の様々な臓器に肉芽腫(にくげしゅ)と呼ばれる病変が形成される原因不明の疾患です。まれに心臓も侵されることがあります(心サルコイドーシス)。後述のFDG-PETは、心サルコイドーシスの炎症の評価や診断に有用な検査として保険適用となっています...
キーワード:インターネット/オープンアクセス/陽電子/グルコース/生体内/FDG/脳画像/交感神経/心臓/歯学/イミン/神経細胞/不整脈/ストレス/放射線
他の関係分野:情報学数物系科学生物学総合生物
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発表日:2025年5月1日
12
歯髄再生に重要な幹細胞を発見
-歯の成長が歯髄再生に影響を及ぼすことを解明-
歯の根の成長は血液を用いた歯髄の再生治療後の治癒に影響を及ぼす。歯の根が完成していると歯髄が再生されず、外部の組織が入り込む治癒結果になりやすい。歯髄に近い組織の再生にはα-SMA陽性のMSCsの遊走が重要である。誰もが享受可能な新しい歯髄再生治療の提供につながる研究成果である。【用語解説】陽性細胞使用した抗体に対して反応を示した細胞を陽性細胞と呼びます。幹細胞絶えず入れ替わる組織を維持するために、新しい細胞を産生し補充する能力を持つ細胞。特に間葉系幹細胞は骨、脂肪、軟...
キーワード:動物モデル/間葉系幹細胞/歯学/軟骨/幹細胞/間質細胞/血液/神経細胞/医師/抗体
他の関係分野:
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発表日:2025年3月24日
13
厚生労働省指定難病・血管炎による 脊椎肥厚性硬膜炎の新たな病態を発見
-治療法に道-
脊髄を覆う硬膜に炎症が起こる脊椎肥厚性硬膜炎は、厚生労働省指定難病・血管炎の原因自己抗体「抗好中球細胞質抗体(ANCA)」、中でも好中球の細胞質に含まれる酵素タンパク質であるミエロペルオキシダーゼ(MPO)に対する自己抗体(MPO-ANCA)を高い確率で持つ。脊椎肥厚性硬膜炎は、脳を覆う硬膜に炎症が起こる頭蓋肥厚性硬膜炎と比較し、ANCA関連血管炎の疾患活動(バーミンガム血管炎活動スコア「神経系」(注4))が高い。肥厚した脊椎硬膜は、本来の硬膜の外と内に、肉芽腫性炎症巣と筋線維芽細胞(注5)を大量に含む2層を形成することで、計3層構造を構築する...
キーワード:免疫機能/産学連携/神経系/モデリング/ペルオキシダーゼ/生体内/実験動物/層構造/リンパ管/筋線維芽細胞/好酸球/糸球体腎炎/神経内科学/腎炎/血管障害/糸球体/組織修復/頭蓋骨/病理/病理学/免疫抑制/毛細血管/筋線維/脊椎/リモデリング/骨髄/歯学/自己抗体/線維芽細胞/B細胞/アクチン/ファージ/マウス/マクロファージ/血液/好中球/細胞外マトリックス/自己免疫/腎臓/脳脊髄液/免疫細胞/タイトジャンクション/抗体/線維化/創傷治癒/難病
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物
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発表日:2025年2月25日
14
ペリスタルティックポンプを用いたシミュレーションで解明!アミロイド線維が作られるメカニズム
-アミロイドーシス発症の仕組みに迫る新技術-
大阪大学大学院工学研究科の後藤祐児特任研究員、太田朝貴さん(博士後期課程)、荻博次教授、本学大学院医歯学総合研究科の山本卓教授らの研究グループは、チューブをローラーでしごいて送液するポンプ(ペリスタルティックポンプ)が引き起こす「せん断ストレス」が原因でアミロイド線維という物質ができることを発見しました。アルツハイマー病、パーキンソン病、透析アミロイドーシスなどのアミロイドーシスは、それぞれの特定の原因タンパク質が、何らかの刺激を受けて、物質の結晶に類似した構造のアミロイド線維を形成することにより発症します。高齢化に伴って頻発するアミロイドーシスの発症化機構の解明や、アミロイド...
キーワード:twitter/情報学/産学連携/光検出器/検出器/タンパク質凝集/タンパク質凝集体/過冷却/せん断/シミュレーション/シリコン/結晶化/生体内/歯学/アミロイド/アルツハイマー病/パーキンソン病/凝集体/蛍光顕微鏡/血液/ストレス/高齢化/糖尿病/難病
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学総合生物
新潟大学 研究シーズ