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東京大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:東京大学における「個体群」 に関係する研究一覧:10
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情報学 情報学複合領域 複合領域環境学 環境学数物系科学 数物系科学化学 化学生物学 生物学総合理工 総合理工工学 工学総合生物 総合生物農学 農学医歯薬学 医歯薬学
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発表日:2026年4月24日
1
海に漂うプランクトンはどう進化するのか
――空気からの窒素が代謝と種分化に影響――
 東京大学大学院農学生命科学研究科の高橋教授らによる研究グループは、外洋に広く分布するプランクトンにおいて、栄養の「量」ではなく「供給の流れ」が代謝と進化を規定することを明らかにしました。外洋の表層は栄養塩(硝酸塩)が乏しい環境ですが、その中でも「窒素固定」と呼ばれる微生物活動によって大気中の窒素が新たに供給される海域と、そうでない海域が存在します。本研究では、この窒素供給の違いが、そこに生息する動物プランクトンの代謝特性と遺伝的分化にどのように影響するかを調査しました。 外洋に広く分布する動物プランクトン(カイアシ類Pleuromamma xiphias...
キーワード:ブートストラップ/生物地球化学/海洋/気候変動/地球化学/北太平洋/アンモニア/窒素固定/クロロフィル/個体群/種分化/トラップ/栄養塩/生産性/リン酸/生態系/系統解析/カイアシ類/プランクトン/海洋生態/海洋生態系/植物プランクトン/生物多様性/動物プランクトン/微生物/環境要因/SNP/体組成/ミトコンドリア/遺伝学/遺伝子
他の関係分野:情報学環境学数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2026年2月17日
2
太平洋のサンゴ礁を守るため、科学に何ができるか?
――米国の絶滅危惧種法改正案が示す課題――
東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻のコリン・J・アンソニー大学院生と丸山真一朗准教授、グアム大学海洋研究所のLaurie Raymundo所長らは、米国絶滅危惧種法(Endangered Species Act:ESA、注1)の改正案が太平洋のサンゴ礁を深刻な危機にさらす可能性があることを指摘する書簡を『Science』誌に発表しました。本書簡では米国管轄下の太平洋島嶼グアムを事例として、造礁サンゴの保護策を弱めることが、サンゴ礁の消失を加速させ得ることを示しています。これは、米国フロリダ州において同様のサンゴが生態系での役割を失う「機能的絶滅」に至ったとする...
キーワード:環境変化/海洋/食物連鎖/気候変動/造礁サンゴ/個体群/西太平洋/規制緩和/海洋生物/生態系/絶滅危惧種/サンゴ礁/温暖化/褐虫藻/漁業/生物多様性/微細藻類/フィリピン
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年1月23日
3
現行の生態毒性試験は野生生物の個体群への影響をどこまで捉えられるか
――生活史解析で見えてきた可能性――
 東京大学大学院農学生命研究科の都築洋一助教と、国立環境研究所環境リスク・健康領域の横溝裕行主幹研究員は、化学物質が生態系に与える影響を評価するために用いられている「生態毒性試験」の有効性を検証し、その課題を明らかにしました。 私たちの生活では多くの化学物質が使用されています。化学物質が自然界に与える影響を適切に評価し規制するため、国際的に標準化された「生態毒性試験」が広く利用されています。生態毒性試験は、試験生物に化学物質をばく露して、生存率や繁殖率等の変化を調べるリスク評価手法であり、対象とする生物種(藻類、ミジンコ、メダカ等)や評価項目(生存率、産子数等)が異なる多様なプロト...
キーワード:プロトコル/化学物質/環境リスク/個体群/脊椎動物/評価手法/リスク評価/生態系/無脊椎動物/個体群動態/OECD/寿命/脊椎/標準化/老化
他の関係分野:情報学環境学生物学工学農学
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発表日:2026年1月14日
4
ニホンジカの生息域と人との接触時リスク評価
東京大学 生産技術研究所のパンディト サンタ 特任研究員、沖 一雄 特任教授(兼:京都先端科学大学工学部・教授)、南アフリカ共和国・西ケープ大学のドゥベ ティモシー 教授、株式会社協和コンサルタンツの諸藤 聡子氏、英国・プリマス海洋研究所のサレム イブラヒム サレム氏(兼:京都先端科学大学工学部・特任准教授)からなる学際的研究チームは、三重県多気町波多瀬地区においてニホンジカ(Cervus nippon)に関する研究を実施した。本研究では、先進的な地理空間技術と専門家の知見を組み合わせ、ニホンジカの生息適性と人間との接触時リスクを評価した。基準選定、意思決定階層の構築、専門家評価...
キーワード:音声分析/トラスト/フレームワーク/位置情報/人工知能(AI)/リスク分析/評価基準/DEM/空間解析/持続性/南アフリカ/空間分布/分析技術/海洋/ホットスポット/衛星/近赤外/クロロフィル/個体群/生産技術/反射率/持続可能/Web-地理情報システム(GIS)/空間情報/交通事故/水文学/地理情報/透明性/センサー/リスク評価/階層構造/持続可能性/人工衛星/食品産業/農地/生態系/ニホンジカ/土壌/土壌水分/土地利用/生態学/層構造/環境要因/ニッチ/ストレス
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年10月26日
5
世代を超えてテロメアDNAを維持する新たな仕組み
-線虫テロメレースRNAによる「イントロン・ヒッチハイク」-
理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター配偶子形成研究チームの澁谷大輝チームディレクター、竹田穣基礎科学特別研究員、石田森衛研究員、梶川絵理子テクニカルスタッフⅠ、発生ゲノムシステム研究チームの近藤武史チームディレクター、生命医科学研究センター高機能生体分子開発チームの田上俊輔チームディレクター、東京大学定量生命科学研究所の齊藤博英教授、早稲田大学理工学術院の浜田道昭教授らの国際共同研究グループは、線虫[1]のテロメレース[2]RNAが遺伝子のイントロン[3]中に存在することを発見し、生殖細胞でテロメア[2]...
キーワード:ゲノムDNA/タンパク質合成/モータータンパク質/生殖系列/snRNA/遺伝情報/塩基配列/個体群/生殖/生存戦略/前駆体/電気泳動/モーター/核小体/遺伝子改変/生体内/トランスポゾン/イントロン/カルス/マッピング/哺乳類/ゲノム配列/リン酸/変異体/ゲノム編集技術/ミオシン/酵素活性/昆虫類/配偶子形成/生殖細胞/プロモーター/アデノシン/ヒトゲノム/酵素反応/染色体/mRNA/テロメア/筋肉/寿命/がん化/ゲノム編集/細胞系譜/ATP/RNA/RNA分解/がん細胞/ショウジョウバエ/スクリーニング/スプライシング/マウス/モデル動物/幹細胞/細胞分裂/神経細胞/生体分子/長鎖非コードRNA/転写制御/発現制御/非コードRNA/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年10月1日
6
不確実な生体集団を制御する新理論を開発
――制御と情報を融合した手法で多様な生物現象への応用に道――
東京大学 大学院情報理工学系研究科の堀口 修平 博士課程(研究当時)(現:金沢大学 ナノ生命科学研究所 特任研究員)と、同大学 生産技術研究所 兼 生物普遍性連携研究機構 小林 徹也 教授による研究グループは、不確実に変動する生体集団の振る舞いを最適に制御する理論的枠組みを構築しました。本研究では、制御コストとして情報理論に基づくfダイバージェンスやその特殊形のKullback-Leibler(KL)情報量を導入することで、複雑な制御方程式を容易に解くことに成功しました。そして、分子モーターの輸送、生物集団の多様性維持、感染症の流行制御といった異なる文脈の問題に共...
キーワード:ダイバージェンス/情報量/機械学習/最適化/情報理論/偶然性/確率制御/統計物理/統計物理学/非線形/普遍性/個体群/生産技術/シミュレーション/ダイナミクス/データ処理/モーター/ロボット/制御工学/制御理論/動力学/人工細胞/一細胞/生態系/生物多様性/分子モーター/がん免疫/がん免疫療法/ニッチ/パンデミック/ゆらぎ/腸内環境/免疫療法/がん細胞/合成生物学/感染症
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年9月11日
7
気候変動下で利根川からサケが消えたのはなぜか?
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)付加価値情報創生部門アプリケーションラボのYu-Lin Chang (ユリン チャン)副主任研究員は、水産研究・教育機構水産資源研究所の本多 健太郎グループ長、東京大学大気海洋研究所の森田 健太郎教授とともに海洋の再解析データと20年間(2001~2020年)に及ぶサケ稚魚に見立てた粒子の追跡シミュレーションを行うことによって、利根川サケの近年の個体数減少の要因を調べました。シミュレーションの結果、遊泳戦略の違いや致死水温の限界値の追加に関わらず、近年の個体数減少を再現するシナリオは存在しませんでした。一方で、個体群成長率の低下は...
キーワード:海洋/気候変動/黒潮続流/個体群/シナリオ/シミュレーション/サケ/プランクトン/親潮/動物プランクトン
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年6月9日
8
シビアな浅い水域で有孔虫は決まった共生藻しか持てない
―共生褐虫藻の深度変化を解明―
東京大学大気海洋研究所の前田歩特任助教と、愛媛大学先端研究院沿岸環境科学研究センターの濱本耕平助教、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)・地質情報研究部門の鈴木淳研究グループ長、産総研・ネイチャーポジティブ技術実装研究センターの井口亮研究チーム長らによる研究グループは、サンゴ礁に生息する大型底生有孔虫が持つ共生褐虫藻の多様性が生息深度によって変化することを明らかにしました。本研究では、礁原と礁斜面に生息する大型底生有孔虫内の褐虫藻遺伝子を、有孔虫個体レベルで網羅的に解析しました。その結果、深度9mより深い礁斜面の個体が持つ多様な褐虫藻に比べ、深度2m程度の礁...
キーワード:珪藻/海洋/環境モニタリング/気候変動/リボソームRNA遺伝子/リボソームRNA/塩基配列/個体群/沿岸環境/紫外線/モニタリング/炭酸カルシウム/リボソーム/海洋生物/生態系/系統解析/土壌/サンゴ礁/渦鞭毛藻/温暖化/褐虫藻/環境DNA/微細藻類/ゲノム解析/RNA/カルシウム/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年5月21日
9
森と川の季節的なつながりがアマゴの多様な生き方を育む
 京都大学生態学研究センター 上田るい 研究員と、同センター 佐藤拓哉 准教授、三重大学大学院生物資源学研究科 金岩稔 准教授、ノースカロライナ⼤学グリーンズボロー校 照井慧 助教、東京大学大学院農学生命科学研究科 瀧本岳 准教授からなる研究グループは、初夏に森林から河川に昆虫などの陸生無脊椎動物が流入することによって、それらを川で餌として利用しているアマゴの生き方が多様になることを明らかにしました。本研究は、森や川といった生態系の季節的なつながりが、生物多様性の一つである種内の多様性維持に貢献することを実証する成果であると同時に、気候変動や人間活動が野生生物に及ぼす影響についても重要な知見...
キーワード:統計モデル/人間活動/河川生態系/海洋/環境変動/気候変動/データ解析/トレードオフ/個体群/生物群集/野外実験/脊椎動物/栄養塩/生態系/天然林/無脊椎動物/サケ/サケ科魚類/生態学/生物資源/生物多様性/死亡率/寿命/成長期/脊椎/蛍光標識
他の関係分野:情報学環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年4月4日
10
島暮らしのアマミノクロウサギは「ゆっくり成長」
――成熟までの期間が近縁種の5倍、現生哺乳類では世界初の発見――
岡山理科大学恐竜学科の林昭次准教授と、東京大学大学院新領域創成科学研究科の久保麦野准教授を中心とする研究チームは、日本の特別天然記念物「アマミノクロウサギ」の骨組織を分析し、この種が近縁種と比べて約5倍の期間世界的にも極めてゆっくりと成長することを初めて明らかにしました。こうした著しい成長の遅延は、島に生息していた化石種では知られていましたが、現在生きている哺乳類で確認されたのは世界初となります。本研究は、餌資源が限られ捕食者が少ない島という特殊な環境下において、小型哺乳類が非常にゆっくりとした生活史へと進化する可能性を実証した重要な成果となります。この研究成果は、202...
キーワード:オープンアクセス/情報学/産学連携/古生物学/個体群/生殖/モニタリング/哺乳類/ウサギ/生態系
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学農学