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研究キーワード:宇都宮大学における「遺伝子」 に関係する研究一覧:14件
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発表日:2026年4月8日
1
虫に感染するキノコはどうやって標的を見つけるのか?
サナギタケ(Cordyceps militaris)は、昆虫に感染し子実体(きのこ)を形成する昆虫病原性真菌類の1種であり、東アジアでは古くから薬用として利用されてきました。しかしながら、サナギタケがどのように宿主を見分けて感染するのか、その仕組みはまだよく分かっていません。 これまでの研究で、宿主の昆虫表皮にあるキチンを認識する新しいタンパク質(CmLec4)を発見し、このタンパク質が宿主の蛹の羽化を遅らせることでその感染に有利な環境を延長させていること、さらに、サナギタケからcmlec4遺伝子を破壊すると子実体の形成が低下することを明らかにしました。これらの結果から、C...
キーワード:きのこ/病原性/キチン/トランスクリプトーム/遺伝子/真菌
他の関係分野:農学
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発表日:2026年2月26日
2
イチゴ研究を進める新しい遺伝子解析ツールを公開
栽培イチゴの迅速な研究開発には、味など商業上重要な形質への理解が求められます。宇都宮大学農学部の卒業生 小田桐明音さん、バイオサイエンス教育研究センターのタグン・チョンプラクン特任助教、黒倉健准教授、鈴木智大准教授、児玉豊教授、深沢嘉紀准教授の研究グループは、栽培イチゴ研究のモデル植物である野生イチゴFragaria vesca(和名:エゾヘビイチゴ)を対象に、研究コミュニティで需要の高かったツールを開発し、複数組織・発生段階にまたがる大規模な遺伝子発現アトラスとして公開しました。本研究では、公開データを統合した高品質RNA-seqデータ (233サンプル、50超の組織・発生段階)を解析し、報...
キーワード:転移因子/遺伝子解析/RNA/構造変化/コミュニティ/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:総合生物
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発表日:2026年1月20日
3
ミジンコの性はなぜ環境で変わるようになった?幼若ホルモンによる遺伝子制御の「再配線」を発見
宇都宮大学大学院地域創生科学研究科博士後期課程3年の高畑佑伍さんと、バイオサイエンス教育研究センター宮川一志准教授らの研究グループは、同センターの鈴木智大准教授、静岡大学理学部の道羅英夫教授と共同で、幼若ホルモン(JH)が進化の過程で新たな下流遺伝子を獲得し、ミジンコの性決定へと組み込まれていく仕組みを、DNA配列レベルで示しました。 ミジンコは、環境悪化(短日・低温・高密度・低餌など)を感知するとオスを産む「環境依存型性決定」を行います。オスを産む際には、母親の幼若ホルモン(JH)シグナルが活性化することが知られていましたが、どのようにして子の性が変化するか、そ...
キーワード:幼若ホルモン/節足動物/性決定/遺伝子制御/ホルモン/ゲノム編集/RNA/受容体/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2026年1月6日
4
スギヒラタケのゲノム解析により毒性物質の生合成メカニズムの一端を解明
-急性脳症の原因解明へ一歩-
宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター鈴木智大准教授らの研究グループは、スギヒラタケ(Pleurocybella porrigens)の毒性の仕組みを分子レベルで解明することを目的に、マウスを用いた投与実験、トランスクリプトーム解析、ゲノム解析など、多角的な手法を組み合わせた研究を進めてきました。 本研究では、最新のDNA解析技術を用いてスギヒラタケのゲノム情報を解読し、生命情報学的手法による各遺伝子の機能注釈を行いました。その結果、キノコの食用部分である子実体と、地中などで成長する菌糸体では、遺伝子発現の様式が大きく異なることを明らかにしました。また、急性脳症との関...
キーワード:情報学/毒性評価/生命情報/候補遺伝子/スギ/生合成/ゲノム情報/ゲノム解析/トランスクリプトーム/マウス/低分子化合物/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学複合領域生物学総合生物農学
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発表日:2025年12月3日
5
宇都宮大学発の水稲品種「ゆうだい21」のゲノムを解読し、不明であった育種親や優れた食味の遺伝的基盤を明らかにしました
宇都宮大学農学部の池田裕樹准教授らと、かずさDNA研究所の白澤健太博士は共同で、本学が育成した水稲「ゆうだい21」のゲノム解析を行いました。「ゆうだい21」は、本学が2010年に品種登録した水稲品種です。しかし「ゆうだい21」の育種親や、その優れた食味に関係する遺伝的な要因などは、未解明でした。そこで本研究では、最新のDNAシークエンサー(※1)を用いて「ゆうだい21」のゲノム解読を行うとともに、解読した「ゆうだい21」のゲノムDNAの塩基配列を、既知の水稲品種のゲノムDNAや、これまで水稲で明らかにされている遺伝子と比較して解析を進めました。 その結果、「ゆうだ...
キーワード:ゲノムDNA/塩基配列/花粉/水稲/イネ/ゲノム解析/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:化学生物学農学
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発表日:2025年10月21日
6
地域創生科学研究科の田部井彩華さんが園芸学会の若手優秀発表賞を受賞しました
;園芸学会令和7年度秋季大会において、地域創生科学研究科2年の田部井彩華さんが、若手優秀発表賞を受賞しました。発表題目は「トマトの近縁野生種に由来するSlKLP遺伝子を過剰発現させた形質転換体の解析」です。口頭発表と質疑応答を通じて、研究の新規性と将来性が高く評価され、今回の受賞に至りました。 園芸学会は1923年(大正12年)に創立され、園芸に関する研究および技術の進歩を図ることを目的に活動している学術団体です。園芸学会若手優秀発表賞は、優れた研究発表を行った35歳以下の若手会員を対象に、2021年度(令和3年度)に創設されました。本学からは、田部井さんが初めて受賞しまし...
キーワード:生産性/園芸学/トマト/形質転換/染色体/遺伝子
他の関係分野:工学農学
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発表日:2025年10月15日
7
大学研究者×メダカ愛好家の"コラボ"で、ワイドフィンの謎解明
―同じ遺伝情報でありながら、ヒレの形が異なる理由―
日本各地で生み出される「改良メダカ(※1)」は、愛好家による創意工夫と研究者の科学的分析が結びつくことで、発生や進化の新たな理解へと貢献しつつあります。 本学バイオサイエンス教育研究センターの松田勝教授、埼玉大学大学院理工学研究科・生体制御学プログラムの川村哲規准教授、同大学大学院生の小井田理奈さん(2024年度博士前期課程修了)を中心とした研究グループは、国立遺伝学研究所の前野哲輝 技術専門職員、そしてメダカ愛好家の山本健二さんが"コラボ"して(図1)、背ヒレと尻ヒレが大きく広がる「ワイドフィン・メダカ(※2)」にみられる、同じ遺伝子を有していながら体の形が異なる原因を解...
キーワード:遺伝情報/遺伝学/遺伝子
他の関係分野:生物学
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発表日:2025年9月3日
8
[イベント]第10回イチゴセミナー(第129回C-Bioセミナー)を開催します(9/24)
培養を使わずに植物をゲノム編集する技術
ゲノム編集は作物育種に有望ですが、従来の培養依存的手法は、難培養性の作物や実用品種に対して適用が難しいという課題がありました。そこで、in planta Particle Bombardment(iPB)法を開発しました。iPB法では、ゲノム編集酵素を茎頂分裂組織に直接導入することで、次世代においてゲノム編集個体を獲得できます。 iPB法により、コムギでは「緑の革命」遺伝子sd1を標的とした三重変異体を作出し、収量を維持したまま稈長(茎の長さ)を約10%短縮しました。また、メロンでは、果実のエチレン生合成を抑制して、高日持ち性を導入しました。iPB法は、これら以外にダイズ、...
キーワード:ゲノミクス/遺伝子改変/エチレン/茎頂分裂組織/分裂組織/難培養/変異体/ダイズ/食品産業/生合成/ノックイン/ゲノム編集/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:生物学総合生物農学
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発表日:2025年8月4日
9
[高校生対象]「1日体験化学教室」を開催します
工学部では、高校生を対象に化学の魅力を伝える「1日体験化学教室」を開催します。各研究室に分かれて様々な実験を体験すると、修了証書が授与されます。 高校生の皆さんにとっては、化学の最先端に触れられるだけでなく、少し年上の大学生・大学院生から色々なことを教わることができる絶好の機会です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。■開催概要開催日:10月25日(土)9:30~16:00開催場所:宇都宮大学 陽東キャンパス 総合研究棟3階231教室対象:高校生、高専生参加費:無料お申込み:...
キーワード:水溶液/高分子膜/高分子/触媒反応/光合成/温度センサー/コーティング/センサー/界面活性剤/金属イオン/有機高分子/セルロース/遺伝子
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2025年7月22日
10
イチゴ遺伝子の機能解析法の開発
― 野生イチゴを用いた迅速解析 ―
商業用栽培イチゴ(Fragaria × ananassa)の品質向上には、形・味・香りなどの形質を決定する遺伝子機能の理解が不可欠です。しかし、栽培イチゴ は8倍体という複雑なゲノム構造を持つため、遺伝子機能の解析は困難とされてきました。そこで宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センターのタグン・チョンプラクン特任助教と児玉豊教授は、2倍体の野生イチゴFragaria vesca(和名:エゾヘビイチゴ)の葉の細胞に外来遺伝子を一過的に導入するアグロインフィルトレーション法*1を開発し、イチゴ遺伝子の機能解析を可能にする実験系を構築しました。...
キーワード:ゲノム構造/土壌/機能解析/遺伝子制御/転写因子/ゲノム/遺伝子/細菌
他の関係分野:農学
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発表日:2025年7月11日
11
黒穂菌とマコモの共存メカニズムに迫る
-マコモタケ形成を支える植物ホルモンと黒穂菌の遺伝子発現の新知見-
マコモタケは、イネ科植物マコモZizania latifoliaに黒穂菌Ustilago esculenta が感染・共存することで形成される食用部位です(図1)。 バイオサイエンス教育研究センターの鈴木智大准教授らの研究グループは、この菌と植物の共存のメカニズムを明らかにすることを目的に、植物ホルモン「インドール-3-酢酸(IAA)」の動態と黒穂菌の遺伝子発現に着目して解析を行いました。その結果、マコモタケの成熟に伴ってIAA量が増加する傾向が見られ、あわせて胞子形成に関与する遺伝子や、機能未解明の複数遺伝子の発現が上昇することが明らかになり...
キーワード:器官形成/細胞伸長/胞子形成/オーキシン/トウモロコシ/植物ホルモン/イネ/担子菌/微生物/ホルモン/インドール/遺伝子/遺伝子発現/真菌
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2025年6月11日
12
[高校生対象]令和7年度 高校生のための「バイオテクノロジー体験講座」を開催します
【日程】◆第78回 8月3日(日)『イチゴの香りに脳が反応!?植物とヒトの不思議なつながり』◆第79回 8月4日(月)~8月5日(火)『最先端の"視る技術"を通して体験するバイオサイエンス講座』◆第80回 8月7日(木)~8月8日(金)『顕微鏡でキノコの形態の観察・大腸菌の遺伝子組換え実験・PCRを用いたキノコの種同定』【時間】10:00~16:30(受付 9:30~10:00)【場所】宇都宮大学 峰キャンパス ゲノミクス研究棟(〒321-8505 宇都宮市峰町350)...
キーワード:ゲノミクス/大腸/PCR/バイオテクノロジー/大腸菌/遺伝子
他の関係分野:生物学
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発表日:2025年5月15日
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地域創生科学研究科の市川晋太郎さんが2025年度日本植物バイオテクノロジー学会学生奨励賞を受賞しました
宇都宮大学地域創生科学研究科博士後期課程3年の市川晋太郎さんが、「植物オルガネラを染色する蛍光色素の同定に関する研究」により、2025年度日本植物バイオテクノロジー学会学生奨励賞を受賞しました。 日本植物バイオテクノロジー学会は、植物組織培養、分子生物学、細胞工学など、植物バイオテクノロジーに関する基礎から応用まで幅広い分野の研究推進を目的とする学会です。学生奨励賞は、優れた研究を行い、今後の活躍が期待される学生会員に授与されるものです。 市川さんの研究は、生細胞内の植物オルガネラおよびその内部構造を、簡易な操作で高精度に蛍光染色・観察できる、...
キーワード:内部構造/生細胞/オルガネラ/細胞工学/植物組織培養/形質転換/蛍光タンパク質/光イメージング/組織培養/バイオテクノロジー/蛍光イメージング/蛍光色素/遺伝子/生理学/分子生物学
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2025年5月8日
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[イベント]第8回イチゴセミナー(第122回C-Bioセミナー)を開催します(5/23)
ナノポアシーケンサーの長さと精度、そして野生植物のストレス耐性の話
第8回イチゴセミナー(第122回C-Bioセミナー) まず、ナノポアシーケンサーを用いれば複雑な植物ゲノムであってもよく繋がる、というお話をさせていただきます。かつては「まともにデータが出ない」「配列が読めてもエラー率が高い」などと指摘を受けていたナノポアですが、時間とともに扱いやすさも精度も劇的に改善しています。今やリード長は100 kbp を優に越え、精度も99%を超えるまでになりました。ヘテロ性の高いゲノムや同質倍数体のゲノムにおいても、染色体が完全に繋がることも珍しくありません。ナノポアシーケンサーはきっとイチゴ研究の役に立つと考えております。&emsp...
キーワード:ゲノミクス/倍数体/食品産業/ストレス耐性/遺伝資源/比較ゲノム/染色体/ゲノム/ストレス/遺伝子
他の関係分野:生物学農学
宇都宮大学 研究シーズ