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東北大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:東北大学における「同位体」 に関係する研究一覧:9
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発表日:2026年4月18日
1
34億年前の海洋に生物的硫黄代謝の痕跡
――太古の浅瀬は生命にとっての"硫黄のオアシス"だった?――
東京大学大気海洋研究所の笹木晃平特任研究員および高畑直人助教、千葉大学大学院理学研究院の石田章純准教授、東北大学大学院理学研究科の掛川武教授、名古屋大学大学院環境学研究科の杉谷健一郎教授らからなる研究チームは、約34億年前の岩石から地球史初期の生命が硫酸イオン(SO42-)を使って呼吸していた痕跡を見出しました。本研究で調べたのは、岩石の中にある直径0.01mmより小さい同心円状の黄鉄鉱(FeS2)です。最新の分析装置であるナノスケール二次イオン質量分析計(NanoSIMS)を用いて、この小さな黄鉄鉱組織の内部...
キーワード:海洋/古環境/古環境復元/質量分析装置/太古代/堆積岩/同位体/硫黄同位体/同位体比/質量分析/持続可能/持続可能な開発/ナノスケール/ナノメートル/質量分析計/分解能/有機物/生態系/微生物/層構造/空間分解能
他の関係分野:環境学数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月16日
2
ミュオン触媒核融合を駆動するミュオン分子の直接観測に世界で初めて成功
─高分解能X線分光法を使い理論モデルを実験で実証─
中部大学と東北大学を中心とする国際共同研究グループは、高分解能X線検出器を用いて、素粒子のミュオンを使う核融合(ミュオン触媒核融合:µCF)の反応率を左右するミュオン分子の共鳴状態を世界で初めて直接観測し、量子力学的な状態ごとの存在比を定量的に決定しました。これまで不明確であった分子生成過程の実像が明らかとなり、長年にわたる理論と実験の不一致を解消しました。ミュオン分子の中では、原子核同士が極めて近距離に閉じ込められることにより、プラズマを用いず常温でも核融合を起こすことができます。本成果は、量子状態を...
キーワード:核融合/原子核/準安定/閉じ込め/ミュオン/素粒子/同位体/X線分光/検出器/重水素/太陽/共鳴状態/持続可能/持続可能な開発/X線検出器/マイクロ/高効率化/水素原子/分解能/量子力学/高分解能/寿命/放射線
他の関係分野:数物系科学化学工学
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発表日:2026年4月15日
3
電子を操って原子核の半減期を大きく変える
-「電子架橋遷移」の存在を示す重要な証拠を発見-
理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター核化学研究開発室の重河優大特別研究員(研究当時、現客員研究員、筑波大学数理物質系助教)、羽場宏光室長、光量子工学研究センター時空間エンジニアリング研究チームの山口敦史専任研究員、大阪大学大学院理学研究科の笠松良崇教授、東北大学先端量子ビーム科学研究センターの菊永英寿准教授、同金属材料研究所の白崎謙次講師(研究当時)、高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所の和田道治名誉教授らの共同研究グループは、原子核の周りにある電子の数を変えて、励起状態のトリウム229[1]原子核の半減期を大きく変化させることに成功しました。...
キーワード:原子核/高エネルギー/準安定/ノイズ/加速器/素粒子/同位体/γ線/励起状態/レーザー/金属材料/周波数/量子ビーム
他の関係分野:数物系科学化学工学
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発表日:2026年3月13日
4
暑さで1日の水の代謝回転はどう変わる?
-高齢者の水代謝を二重標識水法で解明-
近年、気候変動の影響で猛暑日が増加しています。特に高齢者は暑さに弱く、適切な水分補給が重要です。しかし、暑い環境において自由に生活を送る場合、体内の水がどの程度代謝されているのかは十分に分かっていませんでした。東北大学大学院医工学研究科の山田陽介教授、医学系研究科の金鉉基准教授らの研究グループは、京都府亀岡市に住む65歳以上の高齢者26人を対象とし、春(平均19℃)と夏(平均29℃、最高35℃)で体内の水の代謝を比較しました。その結果、夏には体内の水の代謝回転量が1日あたり約640mL増加することが明らかになりました。一方で身体活動やエネルギー消費量は平均的に減少していましたが、夏...
キーワード:エネルギー消費量/身体活動/身体活動量/安定同位体/気候変動/同位体/エネルギー消費/持続可能/持続可能な開発/熱環境/放射能/医工学/スポーツ/日常生活/高齢者
他の関係分野:複合領域数物系科学工学総合生物
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発表日:2025年5月16日
5
新しい「核分裂」の発見! 99番元素アインスタイニウムが導く元素の世界
―超重元素の存在限界と宇宙での元素合成の理解へ―
原子核の核分裂は、原子力エネルギー利用を支える基本的な現象であり、また基礎科学においては超重元素の存在限界を決め、天体において、鉄より重い元素が作られる核反応過程に影響を与えるなど、重要な現象です。そのため、核分裂は原子力エネルギー利用と科学的重要性から80年以上研究されています。原子核を「電荷を帯びた液滴」と考える古典モデル(液滴模型)では、核分裂によって2つの等しい質量の核分裂片が生成します。一方、原子核の中では、中性子や陽子の運動に由来する殻構造のため、原子核は大小2つの質量の異なる核分裂片に分裂する経路(モード [1])が発達していることがウラン(236...
キーワード:原子核/高エネルギー/中性子過剰核/陽子/ヘリウム/加速器/中性子/同位体/内部構造/元素合成/エネルギー利用/ウラン/核分裂/原子力/原子力エネルギー/量子ビーム
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年5月14日
6
前期白亜紀の海洋無酸素事変は遠洋の深海域まで及んでいなかった事を解明
-海洋無酸素事変の規模見直しを迫る成果-
地球史上において、海洋が無酸素化する海洋無酸素事変(Oceanic Anoxic Event、以下OAE)が何度も発生していた事が知られています。OAEの発生には急激な温暖化が関連している場合が多く、温暖化が人類共通の課題となっている現代において、過去のOAEが生態系や海洋循環に与えた影響を正確に評価する事は非常に重要です。しかし、白亜紀前期の1億1955万年前から111.6万年間続いたOAE 1a注1において、無酸素状態が遠洋の深海域まで達したかどうかは未確定でした。北海道の北東部に分布する常呂帯は、ジュラ紀から白亜紀に海底で形成した堆積岩や火成岩からなりま...
キーワード:海洋/ホットスポット/マグマ/マンガン酸化物/マントル/火山活動/海洋無酸素事変/上部マントル/堆積岩/堆積物/中央海嶺/同位体/熱水活動/白亜紀/化学組成/同位体比/深海底/マンガン/持続可能/海洋循環/持続可能な開発/酸化物/二酸化炭素/生態系/温暖化/生物生産/オスミウム
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年3月25日
7
有機材料中の水素と重水素の分布を単一分子スケールで識別することに成功 新たな電子線分光技術により、分子や結合位置の特定に効力
プラスチックや有機半導体など高機能有機材料の特性を精緻に制御するには、材料内部の微細構造を分子レベルで解明することが不可欠です。しかし、これまで有機材料中の化学結合や分子の位置を分子レベルで特定できる技術がありませんでした。東北大学多元物質科学研究所の陣内浩司教授と宮田智衆講師ら、産業技術総合研究所ナノ材料研究部門の千賀亮典主任研究員、大阪大学産業科学研究所の末永和知教授、防衛大学校応用物理学科の萩田克美講師のグループは、電子線による分子振動マッピング法を独自に開発し、炭素に対する水素と重水素の化学結合の違いを見分けることで、有機材料中に存在する重水素標識分子の空間分布を3nmの分...
キーワード:産学連携/空間分布/化学物質/原子核/物質科学/陽子/安定同位体/中性子/同位体/重水素/高分子/有機半導体/爬虫類/電子線/単一分子/分子振動/有機材料/持続可能/持続可能な開発/ナノメートル/ナノ材料/プラスチック/半導体/微細構造/分解能/マッピング/SPECT/空間分解能
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学
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発表日:2025年3月3日
8
室温で水素ガスと重水素ガスを簡単に分離 冷却不要の省エネルギーな重水素ガス製造技術の実現に期待
水素ガスの同位体であるD2ガスはエレクトロニクスや紫外線ランプなど様々な分野で利用されており、その需要は今後さらに高まっていくと予想されています。現在D2ガスは-250℃で液体水素の蒸留によって生産されています。しかし水素の液化に多くのエネルギーを消費するため、より省エネルギーの分離法が望まれています。東北大学大学院理学研究科の北山拓大学院生、坂本良太教授、高石慎也准教授の研究グループは、北海道大学大学院地球環境科学研究院の野呂真一郎教授、和歌山大学システム工学部の吉田健文講師、高輝度光科学研究センターの宇留賀朋哉主席研究員との共同研究に...
キーワード:産学連携/同位体/重水素/水素分子/マンガン/遷移金属/分子振動/省エネ/紫外線/地球環境/システム工学/省エネルギー/同位体分離/水素ガス
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年2月17日
9
巨大火山噴火と寒冷化の長期的な関係
~鍾乳石に閉じ込められた7千年前の雨水を分析~
名古屋大学大学院環境学研究科の植村立准教授、Syed Azharuddin研究員らの研究グループは、東北大学大学院理学研究科の浅海竜司准教授、国立台湾大学との共同研究により、約7千年前の連続する大規模火山噴火イベントの後に数十年間にわたる寒冷化が起こっていたことを明らかにしました。研究チームは、過去の火山噴火と気候変動の関係を解明するため、沖縄県南大東島の鍾乳石を分析しました。鍾乳石には、過去の降水が微量の液体のまま保存されています。独自の分析手法により、当時の降水の同位体を測定し、気温や降水量を復元しました。その結果、連続する大規模火山噴火の後、数十年スケールで気温が約2℃低下し...
キーワード:産学連携/火山噴火/閉じ込め/火山活動/気候変動/同位体
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学